それぞれの春!
 松下君が、4月10日に、カナダに留学するらしい。学校を1年、休学してのチャレンジだ。英断だ! 非常にクレバーな選択だと思う。 そして、実に羨ましい。今、英語をやってて感ずるのだが、英語をやるなら、留学に限る。 それも、日本語の無い、英語だけの環境! そこに1年いたら、TOEFL550点なんて直ぐだ。彼には、是非、頑張ってもらいたい。
 僕も、後、10年若かったら、留学するんだけどな~~僕の人生で唯一後悔しているのは、サラリーマンの経験が無いことと留学経験が無いことなのだ。でも、留学は今からでもできないとも限らないが、何せ、仕事あるしな~~まぁ、こんな仕事、長い人生のパースペクティブから言ったら、どうでもいいことなんだけどね・・・・・・・でも、一応、生活あるしね・・・・・・・・
 濱ちゃんは、今、板橋区会議員の地方選挙で多忙らしい。日テレが内定している松栄君は、郷里で免許取得の最中らしい。高橋君は、実家の茨城で、またまた引き篭もり! 長友君は、週プレのフリーライターになったらしい。 まきおは小岩帰っちゃうし、唯是君は、郷里の小樽で蟹食ってるらしい。 福島ゆりは、また宗教変えて、今泉さんは、石原都知事の再出馬に、激怒・絶望していた。心配要らない、石原都知事は、その内、国政に行くだろう。 あ! 国政に行かれたらもっとやばいか! 北朝鮮、即有事も考えられるな! 
 僕といえば、今日も、相変わらず、一人合宿! 血尿に怯えながら、極寒・強風の駒沢を、15km走って、走る前後には、経済問題と英語やって・・・・・・まぁ、これが、それぞれの春である。
 さぁ、それぞれの春、とうとう米によるイラク攻撃、近いね! 国連決議無しでも、フランスが拒否権行使しても、単独でも(イギリスとスペインは追随するだろうけど)やるらしいね! 下手すると、非常任理事国の内、9カ国の同意が得られない場合でもやるだろうね!  だって、カメルーンやギニアが、世界的なキャスティング・ボートを握っているっているという今の現実もどうかと思う。カメルーンやギニアが悪いと言っている訳ではないが、フランス側の国だからね。 まぁ、どちらにしても、イラクの平和的武装解除は無いね! 
 でも、米が国連決議を無視して、イラク攻撃したら、国際社会の反発は免れない。それでも、米はもういいんだろうね。 反対するやつは、片っ端から相手になってやる!ってなもんだよ。 気合い入ってるというか、頭に血が上っているというか、瀬戸際外交なのは、イラクじゃなくて、米自身のような気がする。 やっぱ、米は、9・11からちょっとおかしくなったかな?・・・・・・逆に、悪の枢軸になった感がある。 特に、レーガン以降の「ネオコン」の連中――9・11以降、キャンプディビッドの会議に参加した、ラムズフェルド、パウエル、チェーニ―、そしてアーミテージ。 彼らの標榜は、「強いアメリカ!」「アメリカ、イズ、ファースト!」――そりゃぁ、やったら、戦争には勝つさ! まぁ、長くても数週間だろう。 でも問題は、その後の戦後処理と、その後の世界に永遠に続くだろう、テロの脅威、報復の連鎖! 今回は、アンタック型の戦略は通用しないような気がする。
 これまで、歴史上、地球上の文明帝国は27あった。 そのどれも例外無く滅亡した。 それは、全てにおいて冷静さを欠いたからだ。
 結局、日本は、その帝国に追従。ていうか、従属。ていうか、隷属。 ていうか、絶対帰依。 ジュニアパートナー。 企業舎弟。 もういいっちゅうに・・・・・・・・独立主権国家としての誇りは一体どこにいっちまったんだろう(たくろう風)? さぞかし東条英機閣下が、草葉の陰で泣いておられることだろう! 
 まぁ、でも、最初からそんなの決まった方向性だけどね~ この国の国益を考えれば、米支援は当然である。下手すると、国際法を批准する集団的自衛権の行使に踏み切るかも・・・・・・これまでのように、戦後処理における人道的支援なんて、なまっちょろいこと言ってる場合じゃない。 まぁ、それくらいしないと、今度、米が、もし北朝鮮をやる時、米は命をかけて日本を守ってくれないだろうからね。 北朝鮮抑止のためには、今度の米従属は絶対条件である。 米が守るのは、沖縄、その他の軍事基地のみかな? 沖縄は米にとって、とても重要だからね・・・・・・・・
 あぁ、そうそう、北朝鮮といえば、また「シルクワーム」を日本海に発射したね。 何か、最近思うんだけど、今の北朝鮮って、WW2以前の日本に似ている。 ABCD包囲網。 国際社会から孤立して、追い詰められ、軍部独裁になり、市場の拡大と食料・資源の獲得のために、外国領土を侵略し占領する。 もう少し、経ったら、米は北朝鮮に、あの時のハル・ノートみたいなものをつきつけるのではないだろうか? にっちもさっちもいかなくなった北朝鮮が暴発するというシナリオ。 あってはならないが、どうも最悪のシナリオに向かって、世界は邁進しているような気がする。
 今更言う事でもないが、北朝鮮は、共産主義体制の国家である。共産主義は世襲を認めない。しかし、あの国は、歴史上前例の無い、独裁権を世襲した国である。 信じられない。 一体、どうなってんだろう? まぁ、儒教国家だから、儒教の教えを国家システムに融和させたのだろうけど、とにかく滅茶苦茶だ! ・・・・・・・・・アメリカもそうだが、歴史の教えによれば、独裁政権は必ず滅びる。それが、今日、人類が取るべきオプションに、民主主義(国民主権)というレジームを淘汰させたファクターでもある。
 しかし、このまま行ったら、株どなるんだろうね? 昨日、一時、8000円を割り込んだらしい。もしかしたら、3月危機あるかも? そう言えば、3月危機について、僕が、「楽しみだ」とシニカルに書いたことにクレームを入れていたBBSのカキコがあったけど、あれは、3月危機を迎えた時に、一体、この国の指導者や国民はどう動くのか? 果たして、この国に、危機を乗り越えられる程の知識と対策があるのだろうか? 指導者の手腕を、じっくり見させてもらおうか? という意味だったのだ。まぁ、実際には起こらないと思うけどね。 勿論、そう易々と起こっちゃたまらない! 
 これまで、3月危機を、政府は小手先のスキルで、何となく回避して来た。 というか、本当の3月危機は来ていない。 もし来るとしたら、今回のように、戦争とか災害とか、そういうドラスティックな事件や出来事を併発する場合である。
 まぁ、ヒューマニタリアンとしての僕としては、何としても、北朝鮮の暴発だけは避けて頂きたい。 その為に、この国が取る外交政策は、「対話と抑止」これしか無い。 抑止としての軍備(対米従属)を背景に、支援と対話を根気強くアプローチし、中国のように、緩やかな改革開放、市場開放と市場経済を、徐徐に注入・啓蒙して行くしか道は無いと思う。何しろ、憲法で、国際紛争を解決する手段として、武力の行使を放棄している国だからね~
 とにかく、今、世界から目が離せない。 政経の勉強してんだけど、中世なんかより、現代の方が圧倒的に面白いので、そちらに気が取られ、中々、勉強が進まない。英語も政経も走りも遅々として進まない。 まるで、昨今の強いアゲインストの北風に見舞われているようだ!