僕のこのHPが、高田先生がやっているニッポン放送のビバリーヒルズコップで話題になったらしい。 小野からの電話でそれを知った。本当に有り難い事だ。 でもどんな話になったんだろう? 残念ながら聞き逃したので、詳細は闇の中である。 ああ、聞きたかった。 と言うわけで、今日は(正確に言うと昨日)は、佐伯啓思の『国歌についての考察』と久本福子の『文化ファシズム』・反柄谷行人論なんぞを、眼光紙背に徹するの意を持って、暫し書見などしながら、「やっぱ、社会学やるには、これまった、ホッブスやロック、ルソー、はたまた、ベネディクト辺りは抑えておかなきゃいけないなぁ」なんてヨロヨロ考えていたら、突然思考停止になってしまった。 気分転換にと、午前2時30分から、駒沢をジョッグしたのさ。 「したのさ」って?  さすがに駒沢には誰もいなかったのさ。 だから「のさ」って何なんだ?  そこは、最早、ネコの子一匹いないって奴ですよ、兄さん! 数人の、いや、数体のホームレスのオジさん達の雑魚寝の姿があるだけさ。 随分、涼しくなって、ホームレスのオジさん達も寝やすくなったんじゃないだろうか? 7月・8月の熱帯夜の時は、いかにも寝苦しそうだったが、本日の彼らは快眠の様子である。良かった。良かった。でも、これから、冬に向かい、地獄の厳冬越えが待っているのだ。 僕は、毎年その様子を見ている。 謹慎中は、どんなものか経験するために一緒に寝てみたこともあった。 とても僕のような未熟者にはできない技だと痛感した。  誰一人、凍死することなく、また、元気に春を迎えて欲しいものだ。 駒沢のホームレスのオジさん達とは、大体顔見知りなのだ。 というのは、便所で良く会うのだ。 彼らは、通常、便所で顔を洗ったり洗濯をしている。 僕は、飲料のため、その順番を並んでいることがよくある。 そこで声を掛けられ、顔見知りになるのだ。  英霊達の住む駒沢を後にして、一般道を走っていたら、夜間工事のおっちゃん達に「こんな夜中、走って、大変ですね~」と労いの声を掛けられる。 「大変なのは、僕より、工事の人達だ」 中にはかなり高齢な方もいらっしゃる。 こういう光景を見ると、ケインズ経済の・・・・・・「公共事業は景気の浮揚と雇用の促進の一端を担う」という側面では役に立っているのかな? と思ったりする。 今日は、いつも夜中に会う、寛平さんにそっくりなオカマのオジさんにも会った。 フルゲストである。 「東ちゃん。いっつも、マラソン、大変ね~」 信号待ちの背中に、 突然メタリックな声が響く。  乾坤一気、振りかえると、そこは、千と千尋の神隠し!  思わず「ども」と久闊を叙する。 彼、いや、彼女の今日のファッションチェック・・・・・水玉の短パン(半ケツが見える)。丈の短い黒の網目のタンクトップ(乳首とヘソが見える)。 胸にトカゲのブローチ。 上げ底ブーツ。 太腿に、ドクロのタトゥ。 髪は、ソープ嬢の休憩時間のような髪型。 う~ん、中々イケテル~。 てな訳で、帰って、またまた書見などしていたら、何やら、BBSに不穏なカキコ。 「神よ! 恣意的で実体の無い観念論者の無知なる愚者に、知性の祠を授け給え」なんてな。 そんなことのたまっていたら、こんな時間だよ。 あとちょっとで、大阪なのさ。 今日も、『2時どき!』なのさ~   だから~「のさ」って何・・・・・・言っとくけど、『2時どき!』って、関西以西、並びに東北・北海道の一部でも放送されている。 大阪ローカルとは言えない。 「発言には責任を持つ!」の覚悟で臨むのさ~てなわけで、今日も、町内は平平凡凡と明けてってる・・・・ジャンジャン。 ジャンジャンって言うな!