今日は甲府で、40.4℃を記録したらしい。観測史上国内歴代2位らしい。1位は戦前の山形のフェーン現象。
 それにしても暑いけど、僕にとっては最高である。昨日は朝方も30℃だったらしいが、僕にとってはちょっと肌寒かった。一体、どんな身体なのだろう? 今、家族がサイパンに行っていないので、冷房つけず快適な生活である。家族が帰って来たら、また北極のような寒さが待っている。変温動物である僕は動けなくなり、そして僕だけベランダで生活するのだ。
 21日(水)政治学Aと朝鮮語の単語と発音の最終試験。政治学は、まさか「支配の三様式」が出るとは思わなかった。全くノーマークだった。マックスウェバーが提唱したことと伝統的正当化支配の部分は書けたが、カリスマと合法的支配は書けなかった。しかし、他の問題はほぼ書けた。まぁ、「支配の三様式」の部分は10点から15点の配点だろうから全体に致命的な影響は無いだろう。言って置くが、別にこの試験で良い点数を取ることが最終目標では無い。知識や思想を獲得し、それらをいつでも使える道具や装置として身に付けることが最終目標なのである。僕はこの先、それが今後の人生でどのように役立つか分からないが、この「支配の三様式」は一生忘れないだろう。そういうことが大切なのだと思う。
 朝鮮語の試験。単語は8割、発音は9割~10割というところか? まずまずである。しかし、23日までに膨大な量の作文が課題として出た。「もう勘弁して下さいよ。お代官様~ヒェ~」という感じである。
 明日は午前中「社会学」の試験の後、そのまま大阪である。新幹線の中では、数学との闘いが待っている。ちょっとここで「社会学」の試験問題、予想してみようか?  キーワードは「複雑性の社会」「ディシプリン」「力学系と自己組織性」「ポスト産業社会の脱構築を、キリスト教と仏教、若しくは一神教と多神教の特徴的視点を踏まえ論じよ」辺りか? 問題なんか予想している暇あったら覚えろよ! ご尤もです、お代官様!
 明日、大阪から帰ってから紀余志と新里に会わなければならない。紀余志は高校時代ハンドボール部のキーパー、新里は2級下の後輩。前々からの約束である。彼らは、24日から岩手で行われる「ハンドボールシニア選手権」出場するため、岩手に行く途中、東京に寄るのである。僕に会うために。22日(木)は東京に帰って来てから彼らと一杯やる約束だった。ところが23日(金)は、今回最大の難関「解析学」の試験である。友よ遠方から気たる。その竹馬の友・刎頚の友を取るか? 「解析学」を取るか? さぁ、メロスはどちらを選択するのか? メロスは友のために東京駅から走るのか? 待ち合わせ場所の青山「きばりやんせ」を素通りして、自宅までそのまま走って帰るのか? さぁ、どうする。さすがに解析学のプリントを持っては走れない。そのまんま東(46歳)、さぁ、どうする? まぁ、とにかく寝よう! ドテッ!