土曜日、授業が終わってから、和食を食べたのは高橋君と、高橋君の友達の同性愛の女性(彼女はそのことをOPにしている)。このHPで彼女のことを書いていいか? と聞いたら、できれば実名も書いて欲しいと言われ、こっちがちょっとたじろいだ。彼女とジェンダー論について議論すると面白い。中々魅力的で実に聡明な人間だ。 日曜日、殆ど睡眠を取れず、宮崎行きの機上の人となる。末吉町の文化センターで、1時間30分の講演。講演といっても、コンテンツは雑談で終わってしまった。聊かちゃんとしたことも喋ろうかなと思っていたら、制限時間の90分が経っていた。 夜8時くらいに、羽田に着いたら雨が降っていなかったので、そこから走って帰る。が、しかし、3キロほど走った辺りで雨が降りだし、雨脚が以外に強いので、走りを断念。吉武の運転する車に拾ってもらって帰途。 帰ってシャワーを浴びていると、高橋君から電話。「今日、ダービーに行ったら、出走に遅れてしまって買えなかったんですよ」「良かった、良かった。結果的には、馬券は買わなかったんだね?」「ハイ」「良かった、良かった。学生は競馬はできないんだよ」「・・・・・・・・・」 高橋君が御飯を食べたそうな声を出すので、近くの焼き鳥屋に高橋君の友達の河野君と3人で行く。男3人。そうだ、男3人と言う事は、これはカラオケに行くしかない。そうすれば、ゴールデンウィークの時の山口君達の気持ちが分かるってもんだ。 僕ら、3人はそのままカラオケへ。カラオケで驚いた。高橋君も河野君も20歳なのに、いきなり入れた曲が、泉谷しげるの『春夏秋冬』何それ? S40年代の歌だ。その後、吉田たくろう、キャンディーズ、松山千春、本当に君達、若者?  「僕ら、ギャルギャルとカラオケ行くと、ひかれるんですよ」 そりゃそうだろう? その後も、長渕剛、尾崎豊、チューリップ、さだまさし、アリスとフォークのオンパレード。それもナルシスティックな熱唱。何じゃそりゃ? 一体どうなってんの? そりゃぁ、高橋君もてないよ。やっぱり、僕らは負け組みなのかな。 フムフム。