25日(金)早稲田大学・城西大学・上武大学競争部の合同合宿に、吉川と唯是君と3人で参加した。参加というより自衛隊なので面会である。朝霞の自衛隊内で行われている3大学約100人による合同合宿。宿舎には冷暖房は無い。寝返りを打てない狭いベッド、決められた時間の食事・入浴、敷地内を歩くときは二列縦隊で行進しなければならない等かなり過酷でストイックな生活を強いられていた。しかし、これは正に僕がやりたかった生活で、選手達が少々羨ましかった。
この日、学生は強い順にABCDクラスにランク分けされ、トラックでのポイント練習。5000×2本のT・Tだった。5000を14分台で走るその姿はまさに芸術。走るということの美しさに魅了され、またその躍動美を再確認させられた。Aクラスの集団を引っ張るのは、先日学生ハーフに優勝した城西の田上君。本当に素晴らしいストライドだった。もの凄い強風にもかかわらず、2本目14分24秒。その集団に何故か城西の櫛部コーチ(元早稲田競争部・SB出身)もいた。30歳を越えてまだ学生と一緒に走れている櫛部君にも感動した。櫛部君といえば、箱根のあの大ブレーキは今でも伝説になっている。その苦い思い出を払拭するかのように彼はコーチ兼現役選手を続けている。
学生の練習が終わってから僕のインターバル練習をさせてもらった。有り難いことに早稲田と城西のマネージャーが引っ張ってくれた。マネージャーといっても殆ど現役の選手である。強烈な風の中、3000を10分22秒(設定10分30秒)、5分のリカバリーの後、1000を3分11秒(設定3分20秒)でカバーした。早大監督・辺ちゃんが、「東さん、やばいっす。その走りは素人じゃないっす。その走りであれば、TBS感謝祭はぶっちぎりでしょう」と太鼓判を押してくれた。いやいや分からない。あの番組は十分なアップの時間がないので、僕のように6~8kmのアップが必要な選手には不利である。でもまぁ、最早TBS感謝祭が目標ではない。最終目標は勿論、福岡国際。あくまでTBSはポイント練習の一部であると考えている。あのコース(3・4km)はアップダウンや急なカーブも考慮して12分20秒に設定しようと思う。城西監督・平塚君あたりが引っ張ってくれたら12分は切れるような気がするが。
辺ちゃん達からは、試合まではこれ以上走ることを止められた。しかし、今日から1週間、Jogだけに留めておくことは困難である。走ることは我慢出来ない。既に明日27日(日)は大磯の坂元さん(ランナーズ)の事務所に行って、近くの東海大学の練習コース(片道8km)でT・Tをやるつもりである。1km3分45秒で8km(30分)にトライである。
28日(月)はrestを入れて、29日(火)は大阪帰りで1000×3本くらい。30日(水)もインターバルをやって31日、1日は休む予定である。やっぱそれでは疲れが残るかな~?