2日(月)循環器系の検査結果が出た。結論からいうと「WPW症候群」という不整脈なんだそうだ。先天性らしい。この結果は去年「本当は怖い家庭の医学」で診てもらったときの診断と同じであった。日本人の4人に一人が不整脈らしい。マラソンの谷口選手も確か不整脈だった。あの長島監督も不整脈だった。不整脈もいろいろ種類があるらしい。しかし、長島監督が倒れた脳梗塞の原因、脳梗塞の3人に一人が不整脈によるものらしい。不整脈によっては注意が必要なのだ。
僕の場合、「WPW症候群」であることは確かだが、異常な自覚症状が無いならば、これと言って手術や投薬の必要はないということであった。結構ナイスな心臓らしい。運動もこれまで通り構わないらしい。まずは一安心というとこだった。まぁ、セカンドオピニオン、マルチオピニオンという考え方もあるが、僕はどうもあれにはアレルギーである。一人の誠意あるドクターが献身的に診察してくれた結果をどうも疑っているような気がして何故か気が引ける。まぁ、セカンドオピニオンは身を守るために今や常識であることは言うまでもないが・・・・・・・・
面白かったのが、循環器系では権威的であるらしいそのドクターが、僕の走りに対して「東さんは普段走り回っていますから・・・・・」という表現を使ったことだった。僕がマラソンをしていることは氏にとっては「走り回っている」ことなのだ。確かに走り回っているのだが・・・・・・・その言い回しがちょっとユニークで面白かった。
そのドクターの人間性や人格、誰に対しても誠実で誠意ある態度・説明をする姿勢は、僕がこれから50代を生きるモデルにしたいと思った、そういう人物モデルの一人でもあった。
他の部分の結果はGW明けに分かる。後は内臓部分が少し気になるが今日はちょっと安心したので、終わってから早速駒沢を走った。途中、1000×3のインターバルをやってみた。暫く速いのをやっていなかったのでちょっと苦しかったが、非常に気持ち良かった。最後の1000は3分20秒を刻んだ。心臓は至って普通だった。風が強かったせいか? GWで皆旅行とかに出かけているのか? 通常より人が少なかった駒沢公園。最後の1000の途中、心臓に手をやったらあのドクターの爽やかな笑顔が浮かんだ。僕はその笑顔に「お陰で走り回れています」と感謝した。
3日(火)は大阪である。帰り、東京駅からいつものようにjogで帰るつもりである。いつものように芝公園経由にするつもりである。芝公園を通過するのは大体19時30分前後である。またいつかの彼と会わないかな?