29日(水)の行政学と経済原論のテスト、細かいミスはあったものの、自分なりにパーフェクトのできだった。試験が午後4時10分に終わって、そのまま日テレの「壮絶バトル」収録にかけこんだ。その後、テレビ東京の特番の打ち合わせ。 10時に帰って、それから駒沢公園11km走――恐らく駒沢大の長距離の選手だと思うが、駒沢を走っていた。どうやら怪我していて、そのリハビリのため、自主トレしているって感じ。 ソックスが踝の出た短いランニング用のソックスで、この寒いのに、ウェアーと靴の間が素肌なのだ。いや、めっちゃかっこ良かった。 その夜は、余りに寒く、風が強かったので、スピード練習はやらない予定だったが、思わず、彼の後をついて行った。 誰かが後を着いて来るなと気付いた彼は、3段階にスピードを上げた。 いや~やっぱ速い! 本物だ! 走る後姿が実に美しい! 一周(2km)着いて行くのがやっと。 3段階目のスピード(1km3分くらいだった)にしても、しつこく僕が着いて来るので、さすがに彼は「一体誰だろう?」と後ろを振り返った。ついに彼を振り返らせたのだ。 ちょっと、感動した。  しかし、ああいう練習パートナーがいるといいな~ 短期間で、随分速くなるんだろうな~ 別に奢っている訳ではないが、夜の駒沢に僕を引っ張れる一般市民ランナーはいない。
 慌ただしい一日を何とか乗りきった自分にご褒美を上げようと、深夜「たもいやんせ」に行く。ご褒美とは、幻の銘酒「森伊蔵」(鹿児島産いも焼酎と「甕の雫(かめのしずく)」(日南産いも焼酎)を自分に呑ませて上げようと思ったのだ。
 しかし、「たもいやんせ」には両方とも無かった。今度、入荷するらしい。その代わりと言っちゃなんだが、「黒霧島」と「中々」を賞味する。これは、ナイナイの矢部君がテレビ番組で、それぞれ「いも部門」と「そば部門?」1位に推薦したらしい。この間、宮崎に帰省したときもその話しが出た。しかし、地元の方々は「焼酎をミルク割りで呑んじゃいかんやろ!」と言っておられた。確かに、田舎の人は、焼酎はお湯割りか生(き)で呑む。
 その撮影取材は、最初「たもいやんせ」に依頼があったらしいのだが、一般のお客さんがいるときに撮影したいというテレビ局側の意向に、他のお客さんに迷惑がかかるからと、断ったらしい。そしたら、場所が「きばりやんせ」になったらしい。
 そんなことはいいとして、「黒霧島」も「中々」も実に美味かった。この歳になってやっといも焼酎が呑めるようになり、いもの味が分かるようになって来た。 地元密着型のタレントである。 そう言えば、関係ないが、「たもいやんせ」にNHKの有働アナチームが来ていた。NHKチームは「たもいやんせ」に良く来るらしい。有働アナもいもの味が好きなのだろうか?
 話は変わって、さぁ、いよいよ今日31日は、最終試験(財政学)である。スティグリッツ(インド系アメリカの経済学者)の英語の原文で行われて来た授業。通常、7名くらいしか出席していなかった受講者が、今日、果たして何人くらい来るのか楽しみである。