先日、漫画家の望月三起也先生率いるサッカーチーム(ミイラ)と、韓国の芸能界選抜チームとのサッカーの試合に参加した。場所は、横浜国際競技場。ここは、‘02年W杯の決勝戦が行われるメインスタジアムである。サッカー人にとって、一度は立ってみたい憧れのピッチである。実際立ってみて感動した。まず、芝が柔らかくて素晴らしい。土も上質で水捌けも抜群である。観客席も綺麗で、ロッカー等設備も申し分ない。ここでプレイできる選手は本当に幸せである。我が日本チームは、芸能界から、俳優の寺田農さん、椎名桔平君、デュオグループ「ゆず」の北川君、元「ジュディマリ」のタクヤ君、コント山口君、なすび等サッカーフリークのメンバー。加えて助っ人が凄い、ご存知、奥寺康彦さん、元全日本の鬼塚忠久さん、元ベルマーレのエジソン、清水エスパルスの堀池巧君、レッズの水内猛君等錚錚たる顔ぶれである。まるでJリーグまんまである。試合の方は、45分ハーフ、レフリーも公式戦専門の方、まるでプロの試合。韓国チームは本気で、鬼のような形相でタックルして来る。そのせいか前半で4―1と日本が圧倒される。僕は前半スタメンで出させて貰ったが、何年振りかのサッカーで足がボールに全く付かず、ボールコントロールが全然できない。挙句の果ては、敵にパスしてしまいそれがきっかけで敵の得点になってしまった。そこで、あえなく交代。トホホホホ。後半は助っ人チームを大補強し、椎名君以外は全て元プロという、ちょっと反則ぎみのチーム。その甲斐あって、劇的に逆転し、5-6で日本チームの勝ち。韓国チームはムッとしている。日韓友好の意味を込めた試合が、返って溝を深めたかも知れない。