何故か、今頃から、『ハリーポッターと賢者の石』なんか読み始めたりして・・・・・・・まだ50頁程しか読んでないが、あの西洋御伽草子の、果たしてどこに、一体どんな魅力が内在しているのだろうか? 僕なんか、マクゴナガル先生って、何となく、名前がガダルカナルに似てるな~なんて思っただけだけど・・・・・・・でも、あれを原文で読んだら、いい英語の勉強になるな~なんて思ったりもしたっけ!  作者のj・k・ローリングは、深夜、エディンバラのファミレスで、コーヒー一杯を注文し、ひたすら書き続けたらしい。これは、作家のローリング嬢もさることながら、それを咎めなかった店の店長が凄いな~と率直な感想を抱く。そう言えば、何年か前の江戸川乱歩賞の作家は、確か『八月のマルクス』だっけ? 山手線に乗って何周もしながら書きつづけたらしい。しかし、す、凄い御仁がいるものだ・・・・・・・・・・・
 それから、村上春樹氏の『海辺のカフカ』・・・・先日、大竹まこと氏が「東、読んだか? 海辺のカフカ! いいぞ! 俺は、今まで、村上春樹は読まなかった。その昔、ノルウェーの森を読んで、そのあまりのつまらなさに落胆し、その後、彼の作品は一切読んでいなかったんだけど、今度の作品はいいぞ!」とやたら絶賛するものだから、小説読むような時間的余裕は無いんだけど、ちょこっと読んでみた。今、上巻の100頁辺りかな~村上氏は、二元中継で進行する進行スタイルを好む。文体は、英文の和訳調。アーウィンショーやデルクハートフィールドの影響を強く受けている。それが、彼が群像新人賞をとったにもかかわらず、芥川賞をとれなかった原因だと、僕は密かに思っている。
 『海辺のカフカ』・・・・松山に家出する少年と、山梨の疎開先の奇妙な出来事がシンクロし、パラレルに進行しているが、氏は、結果的にこの二つの内容をどう帰着させるつもりなのだろう? ここで、読むのを止めて自分なりに創造した方が面白いかも・・・・・・・・村上ワールドは、やっぱり『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』『ダンス・ダンス・ダンス』あたりがピークであったと思う。個人的に断然好きなのは処女作の『風の歌を聴け!』『1973年のピンボール』短編では『蛍納屋を焼く』あたりかな~
 他に今読んでいるのは『警察事典』や『文化記号論』時々、『承久の乱』も読む・・・・・・・・『警察事典』は面白い。 
 英語やんなきゃいけないし、学校のタームペーパー書かなきゃ行けないし、授業の参考文献も読なきゃならないし、プレイボーイも読まなきゃいけないし、週刊女性も立ち読みしなきゃ行けないし・・・・・・・・とにかく時間が無いので、最近は、斜め読みか、途中で止めてしまう傾向にある。小説は「読む」より「書く」方が俄然スリルがある。小説は「読む」ものじゃなく、「書く」ものだ!
 そう言えば、週刊女性で思い出したけど、週刊女性だか女性セブンだかに載ってたけど、爆笑問題の太田君のかみさんが今度出版した本に書いてあることが凄い。太田君が、自分の部屋のPCでHサイトを見てたんだって、そしたらそれに腹を立てたかみさんが、太田君の顔面をアザができるくらい殴って、暴れて、PCを投げつけて壊したんだって・・・・・・・凄くない? PCでHサイトを見ていただけだよ・・・・・・・浮気はさすがにどうか?と思うけど、Hサイトくらい見たって良さそうな気がするけど・・・・・・・それがネタの情報源になったりすることもあり得るし・・・・・・・それが事実だとしたら、太田君が何か可哀想になった。 まぁ、それぞれの家族形態・夫婦像があるし、各々価値観や思想を異にするから、他者が自分らのフィルターを通してとやかく言うもんでもないのだろうが・・・・・・・しかし、その犠牲と禁欲をペイして、その上に今日の彼のサクセスがあるのかも知れない。 僕なんかには到底できっこない。太田君がもし風俗なんか行った日にゃ~どんなことになるんだろうな~~ちょっと、やってみたらどうなんだろう? 太田君、風俗に取材だなんて言って行ってみたらどうだろう? そういう馬鹿げた実験やトライに興味があるのは僕だけか? そいでもって人生に失敗してんのも僕だけか! トホホホホ! 
 なんて思いながら、コンビニの立ち読み・・・・・・・・あぁ、もうこんな時間だよ、寝なきゃ~ 明日、2限から授業だよ。政治経済総合講座・・・・・・・・・・そういえば、えっと、承久の乱、1221年、後鳥羽上皇が、鎌倉幕府の勢力を衰退させようとして起こした乱・・・・・・・・ムムムム