20日(火) 1限、政治学英語文献研究(必修)・・・・・・午前10時02分に授業を途中で出る(いわゆる、エスケープ)。ちょっとやっぱり無理がある。クラスの学生から「東さん、そろそろ大阪じゃないですか?」とか「今日、大阪ですよね?」なんて声をかけられる。嬉しいような、気恥ずかしいような・・・・・・どうやらこの日記を読んでいるらしい。まぁ、何とか、11時30分の便、つまり大阪には間に合う。でも、やっぱりちょっと無理あるかな~これはあくまでも経験則だけど、もしかしたら、両方、獲得できないかも(笑)う~つ、辛い! 20日は、早朝10km(つまり、20日は一睡もしていない)そして、東京駅着いてから、15km走と、ちょっとハードだった。
 21日(水)解析学で、先週私語がうるさかった奴が、やっぱり今回も一番後ろの席で私語している。何人かの学生は彼らの方を振り返り、迷惑そうに睨んでいる。あまりに酷いんで、授業終わりに注意した! 「君、授業中にお喋り止めなよ!」。すると意外に素直に「あ、ハイ!」。 「あ」が余計だ。そして、謝罪の文言が無い。
 解析学の先生が今日ボソッとこんなことを言った。「私は、大学入って、人並みの楽しさなんかを求めて、テニスサークルなんかに入ったんですけど・・・・・・・何か、面白くなくて、結局、数学の面白さにとりこになり、それからずっと僕の人生は数学だけです・・・・・」何気に発せられたその言葉、思わず、ノートに書いていた。じ~んとくる言葉だ。限界値を「これ、偉そうに表現してありますけど、本質は簡単ですから・・・・・・」と言いながら、Lim(n=+無限大)(n2乗分の1+3)を計算せよ・・・・・これが今日の最後の加点問題だった。こういう問題をすらすらと解いて、解説していく彼はやっぱrespectできる。因みに、彼の趣味・快楽は、駅前で配っているティッシュを沢山集めることらしい(笑)・・・・・・・とても微笑ましい。
 解析学の後、基礎演習、朝鮮語と受けた。基礎演習は、「拉致され、開放された例の3人についてどう思うか?」という質疑と、「自衛隊並びに自衛隊の定義について、個々人の見解を聞かせて欲しい」という質問。とっても骨のある授業だ。オランダ政治を学んだという、横浜国大、一橋大学院出身、オランダ・アムステル大学留学、マルクス経済学派の教授、ちょっといいかも。「今時、マル経かよ」と言わず、まぁ、古典も重要かな?と思う。