15日(日)は、武井君(政経大学院・宮崎市出身)や、久々に松永君(淑徳助教授・都城市出身)、松井君(テレ朝・東大大学院生・広島市出身)、唯是君(早稲田大(二文)今春卒業予定)らと飲み会。
 その前に、武井君のHPに掲載されていた宮崎時代の論文をざっと読ませてもらった。商工会や県の主宰で、賞金が貰えるやつ(ミレニアム記念・21世紀宮崎未来構想)に彼は投稿し、優秀賞を獲得、賞金(20万円相当)を貰っている。あ~、僕もそれを知っていたら、投稿してたのに!(笑)惜しい! 
 武井君はとても熱血漢で、宮崎の将来を本当に真剣に考えている。元宮崎交通の観光課(?)にいただけあって、バス行政などに特に関心を持っているらしい。意外だったのが、唯是君。彼は北海道の高校時代、バス専門の観光ジャーナリストを一時目指していたらしい。意外ね、意外ね~
 宮崎は、ここ数十年におけるモータリゼーションの飛躍的な発達の影響で、各自・各家庭マイカーを所有し(宮崎県内で約57万台)、バス行政は衰退の一途を辿っている。路線も観光も共に衰微していく傾向にある。まぁ、時代の潮流と言ってはそれまでだが、バスの新たなる見直しも重要である。因みに、東京ではバスの小型化、車両デザイン、車両広告等の政策に積極的である。
 武井君の政策は、宮崎の中心商業地区(橘通り商店街等)へのマイカーの乗り入れを制限するというもの。その代わりに郊外に駐車場を設け、そこから中心部へ向けてシャトルバスを運行するというもの。それと併行し、橘通りから県庁付近までに地下道を通し、交通量の減った橘通りの片側1車線ずつを遊歩道化し、子供から大人まで楽しめるスペースに改造する。橘通りの慢性的渋滞とバスの再利用に資するものらしいが・・・・・・・う~ん。アイデアではあるが、実効性はどうだろう? でも、こういうアイデアをどんどん出し合って、検討する必要性は大いにある。
 僕は、深夜の酔客専用の乗合酔っ払いバス(路線はなし)を運行してはどうか? と提案。他にも色々な提案をした。そこからは侃侃諤諤の議論が生まれた・・・・・・・・・・まぁ、ここからは半分酔いながらの戯言と思って聞いて頂きたい・・・・・・・・・でも、これらの提案の一部は実は2月2日の卒論後述試験のときの「宮崎の活性化の具体策は?」という問いに対して、教授陣と真剣に議論したものもある。
 提案その1)沖縄の基地を一部誘致。2)もう一度原子力発電所の見直し並びに自然発電所推進計画。3)そのためには、住民投票条例制定はかかせない。4)宮崎カジノ構想(これは、テリー伊藤さんに無理だと言われた。何故なら、もし日本にカジノを置くのであれば真っ先に沖縄に誘致されるだろうということ・・・・・・)5)教育・文化の徹底・・・・・・・教育(特に基礎教育)水準の徹底的底上げ。野球(例・日南学園)・サッカー(ほうしょう高校)・駅伝(小林高校)、ラグビー(高鍋高校)等スポーツやその他の音楽・芸術等で全国制覇を目指す。スポーツは一校に県内の優秀な選手を集中させ、優秀な指導者と選手、環境等の充実を図り、全国制覇を目指す。そこから世界に飛躍できる選手を育てる。若者の音楽、優秀なインディーズに県からの補助政策。6)生涯スポーツ・生涯学習・生涯現役理念と実践の徹底。7)SNAは東京便じゃなく、上海便を運行する。いつまでも東京・大阪一極集中時代ではない。8)高齢者Iターン・Uターン奨励政策。9)若者のストリートパフォーマンス全国大会の実施。10)プロ野球・サッカーの試合を誘致。11)プロサッカーチーム設立。名称は「宮崎きばりやんせ」。12)民放1局、増設。13)その他、農業を初めとする地場産業の促進育成から、医療・ゴミ・エネルギー問題・社会保障制度・雇用のスライドに至るまでいろいろな案を議題にのせた。
 勿論、実効性に欠けるもの、いや絶対不可能な案もあるが、皆でそれぞれ真剣に議論し、様々に思考錯誤していると実に面白い。