一体、どういう旅なんだ? 3日(金)深夜、広島のホテルの大浴場に入った。深夜1時前。誰もいない。僕一人だったのだが、そこに背中から足まで目一杯図柄の入った、やたらがたいのいい人が入ってきた。最近ではとんと見ないパンチパーマだった。人目でそっち方面の方だと分かる。その人と大浴場の中で二人っきりなのである。それも比較的至近距離。ピーンと張り詰めた空気。久々に緊張感のある風呂だった。彼は、何故か、僕に何か話しかけたそうだったが、結局話しかけては来なかった。
バーレーン戦は、前半観て、そのまま気絶していた。結局1対0のままだったみたいだね。良かった、良かった。後は8日か。
4日(土)朝から、島根に向かった。安来節を踊り、安来市の刀匠を尋ねるも留守。ショック! 広島から4時間かけて来たのに、アポ無しは辛い。仕方無いので、亀嵩へ向かった。前から一度行ってみたいところだった。松本清張氏の名作『砂の器』で有名な亀嵩である。行ってみて驚いた。何と観光スポットになっていた。まぁ、仕方無いけど、ちょっとガッカリ。興醒め。
その後、そのまま岡山へ下りた。これも3時間くらいかかった。一日中殆ど、車の移動である。腰が痛い。
車で移動して思うのだが、我国の道路行政はほぼ完璧であると思う。綺麗で安全な高速道路が全国中至る所に張り巡らされている。どこにでも高速で行ける。この高速をまだまだ造ろうとしているのだ。多分、後9000kmくらい。どういうこと? もういいじゃん! って感じ。田舎の方は殆ど車が走っていない。これらの高速は確かに便利ではあるが、その分のコストなど、リスクや国民負担も小さく無い。
岡山のホテルに着いて、岡山市内を走った。岡山城、後楽園には入れなかった。走りながら、コインランドリーを探し、インターネットカフェを探した。で、そのカフェにいる。天満屋の近く。そういえば、熊本のコインランドリーはニコニコ堂の前にあった。マラソンで有名な企業の近くにはコインランドリーがあるのかも知れない。
さぁ、明日は高知だ。一体、どういう旅なんだ? この旅は。