先日、宝島社の雑誌で、文芸評論家の大月隆寛氏と文学の近況について対談。これが面白かった。何でも言う人で、とてもここでは書けないし、恐らく誌上にも掲載されないだろう。しかし、言っていることに筋があり、正しいことを言うのだ。感性が鋭く、すっかり意気投合。ああ、書きたいけど、書けない。文壇を敵には回せない。Yという、女流作家なんかもうメチャクチャ批評。それだけで1冊書ける。でも絶対言えない。彼女を敵に回すと何でも恐ろしいらしい。あらゆる手段を講じて復讐されるらしい。いろいろ作家の裏話を聞いて有意義な対談だった。が、誌上では、恐らく二人ともとても無口になっているだろう。