今日、息子(守)の学校が、秋期休暇で休みだったので、神宮のバッティングセンターに行った。平日の昼間でさすがに人はまばら。守が打つ金属音が時々こだましているだけである。その音を聞いていたら、何故だか、人の営みってなんてちっぽけなものなんだろう? とふと思った。 あそこは投球練習もできる。守は必死で投げたボールが84キロ。その後、二人で下北沢の麺蔵というラーメン屋で昼飯を食う。その後、彼の算数の宿題の手伝い。問題・・・・・1秒に6m進む虫がいる。この虫は一日午前6時から午後4時半まで休まず進む。一日をこのペースで進めば、4月1日から9月30日まで何キロ進めるでしょう? 膨大な計算を彼は、計算機を使わずにやっていた。でも、答えが間違っていた。その後、学校に行く。キリスト教概説の授業終わりで、見知らぬ女子大生がつかつかと近づいてきて「あのう、私、病気でこの授業これまで全然出席できなかったのです。この授業はノートが全てだと聞きました。私、全然ノートをとっていません。すみませんけど、貸して頂けませんか?」「なぜ、僕なの?」「この授業、ノートがポイントなので、皆、中々貸してくれないんです」それを聞いて、何だか非常に寂しい気持ちになった。早稲田生たるものがそんな狭い了見でどうする? 優秀な学生程そうなのかな? ここでも人のちっぽけさを感じる。相変わらず、アフガンとアメリカはそれぞれの主張を子供のようお互い譲らず喧嘩している。何だかちっぽけだな~。中東の支配権つったって、後、30年で化石燃料は無くなる。もし、石油に換る新しい燃料が開発されなければ、後10年後からの世界は一体どうなるか? アメリカは中東の支配より、同じ巨額を投じるなら、一刻も早く石油に換る安全で効率的な燃料を開発すべきだ。ちっぽけだな~。今こそ、あらたな倫理観や価値観をもたなきゃいけない時なのに・・・・・・・・・そう言えば、今日の文化人類学の先生が言っていた「日本は早く中国に帰属した方がいい。中国の1省として今後生きていった方が確実だ」というのには笑った。