ぎゃぁぁぁ! とうとう、足の爪が剥がれた! 右足の人差し指! 足でも人差し指というのだろうか? 7月のハンドボール大会で、その爪に血豆ができた。靴が合わなかったのである。それから、約2ヶ月、爪がずっと壊疽のようになっていた。そして、一昨日、とうとう剥がれた。下に薄い柔らかい、もう一枚の爪が貼りついてはいるのだが、痛い! それに、また新しい爪が剥がれるのでは? と心配である。 ここに来て、爪が剥がれるとは・・・・・・・まさに、トホホホである。
 悪いことがあると、また同量の良い事もあるものである。先日、メディアプロデューサーの酒井政利さんからわざわざ僕の携帯に電話があって、14日(日)にOAした「行列のできる法律相談所」の僕のリアクションやコメントが最高だったとお褒めの言葉を頂戴した。わざわざ僕の電話番号を調べて、メッセージを頂いたのだ。何か面映いやら照れ臭いやらで大変恐縮した。そんなに、あのOA良かったのかな~? 僕は、OA観て無いけど、きっと編集が上手だったんだろうと思う(謙)。
 褒められると言えば、今日、20日のWゼミ、論文の授業。フランスの思想家、ポール・ヴァレリーの論文に関する問題・設問に対する僕の解答への講師の寸評・・・・・・「上手くまとめており、文章の見通しもし易く読みやすい。取り上げている例も妥当なものである。高く評価されるレベルには到達している。しかし、より高得点を取るためには、例題文中の「人間の質」についてのヴァレリーの思想をもっと説明しても良いと思う。ヴァレリーは、「人間の質」を「ヨーロッパ的知性」と捉えているが、近代的科学技術と同様なディグリーまで、それは普遍性を保有しているのかについてなど検証と言及がなされればかなりの高得点が期待される」というもの。
 6月から地道に始めた論文。夏季集中講義を経て、ここに来て、論文読解の広大な地平の一部が何となく見えて来たような気がする。僕的に、僕一人だけの、ちょっとしたアニバーサリーな日だった。