15日(木)CX『こたえてちょうだい』の生OAの後、大阪に移動。 関テレ『たかじん胸いっぱい』の収録が終わってから、久々に大阪城を走る。いや~久々だったな~。2002年の春以来かな~? 大阪城周りのホームレスの家が大部分撤去されていて、随分こざっぱりとしていた。でも、数年前まであそこで暮らしていたホームレスさん達は一体どこに行ったのだろう? 15日(木曜日)、大阪のホテルで初めてドラマ「白い巨塔」を観た。今年の正月の運勢番組で一位に輝いたかたせ梨乃さんが出ていた。正直言って、何故このドラマが今受けているのか分からなかった。自分に感性が無いのか? 随分浮世離れしている自分である。唐沢寿明氏の財前はどうも違和感があった。何か、軽いんだよな~。それに大阪弁じゃないのも気になる。やはり財前役は、田宮二郎さんでしょう?・・・・・・・そういえば、10数年前、テレ朝で「白い巨塔」をやった。その時、僕は何とかという医局員の役で出演してたな~。
 ただ、今回、関口弁護士役をやっている役者さん、いいな~と思った。あの役者さんて「上川達也」とかいう人なのかな~? ごめん、全然分からない。誰か教えて欲しい。俺ったら、本当にテレビを知らない芸人である。こんなにテレビを観ない芸能人もいないのではないだろうか? 大丈夫なのかな~俺? これでやって行けるのだろうか(笑)? ニュースだけでなく、もうちょっとドラマとか観るようにしなきゃな~
 16日(金)ホテルから関テレまで走って行き、「2時ドキッ」の生OAの後、東京に帰る。19時くらいに東京着いてから、下北沢まで約13kmを走る。大阪も寒かったけど、東京も寒かった。皇居の周り、飛ばされるかと思うくらいの風。辛かった。でも、どうも最近調子良いんだ。恐いくらいに・・・・・・・・
 大阪からの帰りの新幹線の中で読んだ雑誌の中に、NHKのあるプロデューサーのインタビュー記事が載っていた。大河ドラマの「新撰組」を多くの若い人々に観てもらって世の中を改革する原動力となって欲しいといった内容の発言だった。
 はてな? 新撰組は世の中を変革したのだろうか? 新撰組は一応尊皇攘夷を謳っていたが、あくまでも佐幕派(幕府側)の警備隊である。つまり体制側。京都守護職下の役人である。今でいえば、政府側の警察でありSPである。確か、宮中側との関係を修復するために家茂が京都に赴いたことへの警備だったと記憶しているが、世の中を変革したのはその真逆にいた倒幕派の獅子達である。
 「新撰組」を観て、武士道精神、文武両道、縦社会、忠誠心等を学べというのであればまだ理解できるが、変革を促す意味には連携しないと思う。まぁ、どういう番組の内容・タッチになっているか分からないが、あの手の番組は原作や史実より劣ることが常である。大体落胆させられるのが関の山なので、あんまり観ないことにしている。坂本竜馬・高杉晋作・久坂玄瑞・西郷隆盛・佐久間象山・桂小五郎(木戸孝允)・山県有朋・勝海舟などはどの役者がやっているのだろう? まぁ、今回は新撰組側の視点だから、新撰組の組員に重きが置かれているのだろうが。 でも、新撰組の総長役はやっぱ「ガッツ石松」さんでしょう? ガッツさんの30歳くらいの時が最も近藤勇に近いのではないだろうか? あの風貌といい、腕っ節といい・・・・・・・・・・まぁ、観ないであれこれ言うのも何だから、一度観てみよう。