もう今期の夏は一体全体どうなってんの? いつ暑くなるんだろう? 14日から関東は雨続き。もうイライラがつのる。
 15日(金)は、仕方無く午前中雨の中、半ば自棄になって7km程走った。やっぱ、あれほどの雨になるとちょっと辛いかな~しかし実際のレースは大雨の時もあるので、その練習としては有りなのだが・・・・・・・午後、Wゼミ、夏季集中英語長文読解の最後の日。しかし、思うのだが、予備校の英語や論文・社会などの先生は、職業だから当たり前とは言え、自分の担当教科のことを本当に良く理解している。毎回、感心する。あんなに良く知っているのだったら、東大でもどこでも軽く合格であろう。 本当に羨ましい。 
 しかし、英語の長文読解は、やればやるほどはまる。 殆ど数学の公式と同じなので、文の仕組みが読み取れ、その方程式に構文などがピッタリと当てはまった時など、気持ち良く、鳥肌が立つくらいである。 特に、前置詞の次には必ず名詞が来るのだが、その名詞が前置詞の直ぐ後ろに無い場合がある。その時の名詞の見つけ方や、関係代名詞以降の文章の成り立ち、第5文型(最近、この第5文型を最も気に入っている)などがスパっと読み取れると気持ちいい。もしかしたら射精より気持ち良いかも・・・・・・・この勉強というゲームの面白さを、16歳~17歳で知り得ていれば・・・・・・・とつくづく思う。 きっと、この面白さをそんな若さで知り得た人間は、もしかしたらある意味変態なのかもしれないが・・・・・・・しかし、きっと僕の場合この歳になって初めて分かるようになっていたのだろうな~神様がそうさせたのだろう。きっと、あの時、この快楽を知っていたら、僕は、この勉強という武器を悪用していたに違いないからである。悪用というのは、自らの権力や名声などを獲得するために、勉強というスキルを利用していたと言う意味である。
 最近、東大出身の人間とよく話す機会がある。大体、文?か文?出身なのだが、彼らが一様に口を揃えて言うのは、「僕は、もうこれ以上勉強したくなかったんです。だから、上級公務員試験(公務員試験?種)は受けなかったんです」「文?行って、官僚や法曹の世界に行く連中は、一生勉強して、昇進試験で出世していく、いわゆる試験マニアなんです」「僕は、もうこりごりだったんです。ですから民間の企業に入ったんです」
 彼らの気持ちが分かるような気がする。しかし、僕が、もし16歳~17歳くらいにこのゲームの醍醐味に接触していたら、マラソンと同じくきっとこの勉強・学問というゲームの中毒になっていたに違いない。それくらい英語の長文読解は面白い。
 15日(金)は、Wゼミが終わってから、上野に行った。 雑誌『笑芸人』のコラム(映画評論)を書くために、上野の世界劇場という映画館へ行く。 雑誌社から、観るよう依頼のあった作品のタイトルは、『兄貴と俺』『のんけ2』 そう、ホモセクシャル専門の映画なのだ。 もう、凄かった。凄いというのは映画ではなく、劇場内のことである。 中に入っていきなり直ぐ前の席で、男性が男性の性器を咥えていた。 もうこれに関しては目が点! 一緒に入った、山本という女性マネージャーと女性の編集者は、泣きそうになっていた。映画館に入る前、彼女らには「危険だから、入らない方がいいよ。僕一人で観てくるから・・・・」と言ったのだが、「見聞を広めるために観たいです」と強固に言うものだから、連れて入ったのだが、いきなりこの光景を見て、目が点になっていた。これに関しての詳細は、コラムに書く。Wゼミで英語やった後、モ~ホ~映画である。しかも、目の前で男性同士の生のカラミである。 頭ばらばらになりそうだった。 ちょっと気分を直すために、また雨の中、走った。
 16日(土)も雨。まるで梅雨だ! Wゼミの論文と英語が終わり、仕方無いので、駒沢の室内トレーニング場のトレッドミルで1時間ほど走る。 トレーニングルームで鍛えてるマッチョ君達全員が、ホモセクシャルに見えてしまう。 室内はどうもストレスが溜まる。
 17日(日)子ども達と、映画『踊る大捜査線』を観る。何だかな~と思う。別に、悪いとは言わないが、この映画にどうしてこれだけの人がオーディエンスとして集うのか、ちょっと理解に苦しむ。 映画自体としては、『兄貴と俺』の方が数段面白かった。