4・1(月)浅草キッドと久本雅美が司会するTBS特番の収録があった。先日、日テレでやった「芸能界壮絶バトル」のTBS版。そう言えば、今日、小野に聞いたのだが、先週3・28(木)OAの日テレの「壮絶バトル」では、僕、相当突っ込まれてて、ダーティなイメージになってたんだってね~ OA見てないんでどんな編集になってたか分からないけど・・・・・なんでも、ジョギングで三茶のキャバクラ行ってるとか、大学で女子学生のスカート捲りをしているとか・・・・・何?それって? って感じだよ、全く! まぁ、スタジオでも、あんまりバカバカしいんで、否定もせず、ただ流してたんだけど・・・・・・・大体、三茶ってキャバクラ自体無いでしょう? もし、あったって行かないって・・・・ましてや、学校でスカート捲りって・・・・する訳ないじゃんって感じっす。大体、大学構内でスカート捲りって見た事無いし、いたとしたら相当異常な光景だよ。そんな荒唐無稽なことを勝手にでっちあげて、僕らタレントの困ったリアクションを要求しているんだよ。 困ったリアクションをするとOAになるし、そうでないつまらないリアクションをするとカットになる。あの手の番組はそんなものだ。まぁ、視聴者の方々、特におばちゃま方が喜んで下さるなら、いくらでもヒールになりますよって感じっすかね。その最たるキャラがやっぱ、デビ夫人だと思う。今日の収録も強烈だった。彼女の辞書には、まさに放送禁止という言葉は無い。OAにもできないだろうし、勿論ここにも書けないが、叶姉妹と大空まゆみさん等への暴露トークは凄まじいものがあった。 文字通り、壊れている。さすがの井筒監督や僕らも唖然! まさに、恐いもの知らず! でも、僕は個人的にあの人認めている部分がある。それは、この前の日テレの時、鈴木宗男氏や加藤紘一氏、田中真紀子女史、辻元清美女史などを口撃すると同時に、あのピースウインズJAPAN(NGO)の大西氏のこともしっかり調べ、観察し、彼女なりの批評をしていた。この多元的な視点は、ちょっと見直した。様々な数奇な運命に翻弄され、外国を渡り歩いてきた、彼女なりの客観的かつメタレベルな視点がちょっと新鮮であった。あぁ、この人が外務大臣というのも面白いかもな~と、まぁ、あり得ないけど、ぼんやりそう考えていた。 その隣りにいた、もう一人の壊れ人間ーーーガッツ石松氏。この御ん方は、凄まじいの上に、チャーミィである。ああなると、もう至極の芸である。猿人の至宝である。ガッツさんと言えば「ガッツ」の名称の生みの親。その「ガッツ」のカタカナの「ツ」を「シ」と間違え、「がっし!」と叫んだのは有名な話。 今日も「OK、OK、OK牧場!」の連発。 絶好調で飛ばしていた。 そのガッツさん、去年だったか、日テレの特番で僕の隣りに座っていらっしゃった。 ひょんなことから、スタジオトークが野口英世の話になり、ガッツさんが、「野口英世は、自分や家族まで犠牲にして、実験台にして、研究したんだ。その見上げた根性を最近の若者は見習わなければいかん!」とぶった。会場は、一瞬ガッツさんを尊敬の眼差しで見、彼も得意になっていた。その直後、小声で僕に「ところで、野口英世って何発明したんだっけ?」---これには、さすがの僕も雛壇から転げ落ちてしまった。壊れ師範、ガッツ先生!ここにあり!って感じでした。はい!