6日(土)CX「クイズヘキサゴン」収録(5月末か6月のどこかの水曜、19時~OA予定)。
 収録中、早抜けクイズがあった。第一問目、「EEZとは何?」という問題が出た。逸早くスイッチを押したのは僕だけだった。「排他的経済水域」。別に偉そうに言っている訳では無いが、政治・経済を専門に勉強している者にとって、EEZを知っていることなど、ごくごく当たり前のことである。重要なのは、この「exclusive・economic・zone」を国際社会・各国がどうとらえ、歴史並びに国際法はどうとらえ、我国はどういう態度で、自分はそれについてどういう意見を持っているか? 等々なのである。
 
 僕が答えると、紳助さんがカメラに向かって「宮崎県の皆さん、東は賢いですよ!」と言った。紳助さん一流の諧謔だと思うが、OAされるかどうかは別にして、あの紳助さんの口から、個別に「みやざき」という単語が全国に向けて発せられること、そのことに意義と意味があるのだ。
 
 余談ではあるが、僕が「排他的経済水域」と答えると、誰かが後ろで「え? ハエ叩き経済水域?」と聞いた。
 「ハエ叩き経済水域」
 面白い言い換えだ。そのzoneに無断で入ると、ハエ叩きのように叩かれる・・・・・・・・
 こういう表現を使うと、またどこかの雑誌・メディアが盗用するのかも知れない。
 
 その夜、松栄君(大宮高校→早稲田→日テレ)が宮崎から東京に帰って来たので、一緒に焼肉を食べた。
 彼の両親は都城に住んでいる。宮崎で農業法人や介護施設をやるにあたって、彼を勧誘していることに、彼の母親が激怒しているみたいである。大変、ご尤もなことである(笑)。
 折角、苦労して大学にやり、日テレという一流企業に就職出来たのに、何で今更、宮崎で農業法人なのか? 
 いやはや、仰る通りである。僕が親でもそう思う(笑)。
 仰る通りであるが、宮崎にはああいう有能な人材が、特に若い人的資源が必要なのである。
 
 その松栄君。「東さん、みやこんじょの中央通りはどげんかならんとですかね? 大丸の裏は病院ばっかいでしたよ。みやこんじょはいっそ全部病院の街にしてはどうですかね?」
 我国では、古くから、城や寺社仏閣を中心に街が栄えた歴史がある。西欧では教会を中心に都市が形成された。21世紀、病院を中心にしたコンパクト・ホスピタル(メディカル)・シティという形態も、もしかしたら有り得るのかも知れない。
 
7日(日)、その宮崎へ。
 とうとう実現。生目の杜陸上競技場(トラック)を走った。一言で言えば、完璧であった。生目に住みたい。いや、生目の運動公園内に住みたい(笑)。
 
 宮崎気温29℃。16時~17時、陸上競技場を使っているのは、僕一人だけだった。完全に貸切状態。誰もいない観客席には、稲森がポツンと座って、僕の練習を眺めていた。いやはや、本当に贅沢な部活だった。
 
 練習が終わって、第一ホテルのサウナ、そして「粋仙」という夢のコースである。
 「粋仙」のマスターとママさん。何でも、宮崎で流れているテレビCMに出演しているらしい。
 光通信だかなんだか・・・・・・
 それにしても「粋仙」のビールと焼き鳥、またまた死ぬ程美味かった。