今、世の中のうら若き女性達を震撼させ憤慨させている事件が、早稲田のサークル・スーパーフリーの連続レイプ事件であろう。そのスーパーフリーの代表が、早稲田の第2文学部・2年生の和田容疑者で、何と僕と同じ学部なのである。実際、彼らメンバーとは何回か学内で顔を合わせている。「パーティ来て下さい!」等とチラシを手渡されたこともある、が、行かなかった。勿論、こんなとんでもないサークルだとは知らなかった。この事件が最初世の中に出たとき、僕の所に方々からメールや電話がきて「まさか、東さん、スーパーフリーのメンバーじゃないでしょうね?」等と聞かれたりした。えらい迷惑であった。折角去年から僕らが実行委員として再開した学祭も、この事件の影響で今年の開催に黄色信号がともっているとも言われている。他に、「早稲田のサークルです」と言っただけで合コンを断られたりした事例も報告されている。マスコミに「都の性欲(西北のもじり)」と散々揶揄され、早稲田のイメージも地に落ちた感がある。こういうサークルを野放しにしておいた大学側にも、当然責任の一端はあると思うが、早稲田のネームヴァリューを利用された大学側も被害者とも言える。しかし、4万人以上も学生がいれば、優秀な学生ばかりではないことも事実である。中には不出来な学生もいる。「美人局」で捕まった学生は、「美人局」を「つつもたせ」と読めなかったくらい学力が低下していたらしい。僕が言うのも何だが、現役学生並びにOBの皆様、ここは一つ早稲田の学生としての自覚と誇りをもって、責任と分別のある行動をして頂きたいと切に願うものであります。