「知事の仕事は意外に暇・楽なのでは?」 という信じられない声を聞いたりする。宮崎日日新聞に掲載されている「知事の動き」にはスケジュールの一部分しか載っていない。
 
 別に忙しいのを自慢している訳ではないが、例えば、21日(月)の一日のスケジュールは以下のようである。
 TBS「朝ズバッ!」――庁議――定例記者会見――国際音楽祭記者会見――林業公舎総会――青少年健全育成県民会議総会――表敬(読売新聞支局長)――表敬(在京経営者会議会長・幹事長)――雑誌ラタム取材――中小企業団体中央会総会――
 ここまでが一応公務。この公務の一つひとつの間にまず間違いなく、レクチュアーが入って来る。その数、一日平均10くらいだろうか? 
 
 通常、公務が終わってから、政務という政治家としての活動が入って来る。支援者・後援者と会ったり、会合に出席したり、各種打ち合わせをしたり、テレビや雑誌の取材を入れたりする。時々、走ることもある。サインは一日相当数書く。
 
 「身体大丈夫ですか?」「とにかく休んで下さいね~」とよく言われる。
 仕事を依頼されると、依頼者に悪くて断れない。出来るだけ受けるようにすると、当然仕事量は増える。
 最近は、色々と酒宴の席も増え、二重に疲れる。
 思えば、去年11月、出馬を決意してから、選挙~就任と只管突っ走って来た。疲労が溜まっていることはどうやら事実のようである。
 
 しかし、3月のようにインフルなどで倒れることはしたくない。皆様に迷惑がかかる。
 
 時々、目覚ましをセットしないで寝る日を3日くらい欲しいな~とか思ったりする。ずっと本を読んで、疲れたら走る。そんな生活をしてみたい・・・・・
 って、思えば、贅沢な悩み・欲求である。24時間知事は、24時間公務・公僕である。そんな生活に弱音を吐くようであれば、知事失格である。
 今後は、今回の、裏金の温床とも成り得るいわゆる「預け」事例の発覚から、どう宮崎のイメージをアップしていくか? 失墜した県政への信頼をどう回復していくか?
 裏金の発覚は、観光客、県産品の売れ行きにも影響が出るかも知れない。
 まだまだ、東国原グローバルの闘いは続く。
 
 今日は、これからJOGして、その後、後援会の人間達との会議である。