6月1日からクールビズが始まった。ノーネクタイ、ジャケット無しでお願いしますと言われた。
 そもそもクールビズというのは省エネが主たる目的。ノータイ、半そで、ジャケット無しが目的では無い筈。僕は生来極度の寒がりである。走っている頃、皮下脂肪が数%だった頃は、夏でもジャンパーを着ていた。
 夏、ダウンジャケットを着て大学に行ったら、松ちゃんがひっくり返っていた。
 今はそこまでないが、ジャケットくらいは着ていたい。
 
 僕だけがネクタイをしてスーツを着ていると、「職員の方々が萎縮し、構えてしまう」或いは、「知事がネクタイをしているのにどうして職員はしてないの?」と批判される可能性があるという。
 関係各位の皆様へ。
 僕は単に寒がりなので、ネクタイをしたり、ジャケットを羽織ったり、時にはコートを着て定例記者会見をしたり(笑)しております。
 宜しくご理解をお願い致します。
 
 今日、宮崎県高校総体に来賓として参加させて頂いた。外は雨。雨の中、県内59の高校から約13,000人の選手諸君が元気に入場行進。
 しかし、最初に入場して来た高校などは、雨の中、最大で1時間近くも待つことになった。
 皆、ブルブル震えていた。明日から競技である。風邪でも引いたら大変である。
 
 ああいう場合、式典を短縮したり出来ないものなのだろうか?
 「雨にも負けず、風にも負けず」は分かるが、あれはちょっと選手達が可愛そうだった。
 誰かが、選手の身体が心配だから、セレモニーは早く切り上げましょうとか進言したりしないのだろうか?
 
 クールビズもそうだが、役所的仕事・行事等は、その厳格性・形式性・慣例性にとらわれるあまり、どうも柔軟性や弾力性、臨機応変性に欠けるような気がしてならない。
 そこら辺も、例の「預け」の原因・要因となっているのかも知れない。