4日(月)防災関係者達との県民ブレーン座談会。消防団の人数が年々減っているらしい。
 どこでもそうだが、組織率というのは減少傾向である。どの世界でも超少子高齢化の波は避けて通れないようである。
 
 僕からのお願いがある。消防団に是非入って欲しい。また、企業や学校、地域住民は消防団の活動に是非理解を示して欲しい。
 
 次に、高千穂鉄道のことである。(株)神話高千穂トロッコ鉄道が高千穂鉄道復旧のための募金を始めた。
 何とか応援させて頂きたいのだが、僕は知事という立場で、勿論、募金は寄付行為に当たり、一民間企業の募金の呼び掛けをするのも不適切らしい。
 (株)神話高千穂トロッコ鉄道様には大変申し訳無いが、どうやら、高千穂への誘客PRとかメディアでの紹介・宣伝とかで応援させてもらうしか無いようだ。
 
 お陰様で、県産品が全国に広く出回るようになった。広く出回ると同時にいろいろなリスクを背負うことになる。
 つまり、人気が出ると、何かとイチャモンをつけたり、潰しにかかる連中がいる。それはどんな世界でも同じだ。
 
 宮崎地鶏と表示されてある真空パックの中身を分析・調査して、本当に地鶏であるか? 確かめている組織もあるらしい。空恐ろしいが、悲しいかなそれが現実だろう。
 
 県産品の生産者の方々へお願い。品質管理、安全安心の確保等には万全の配慮をお願いしたい。
 特に、僕のイラストが入った産品。一度、不正・不法表示や食中毒等の事例が発生したら、製品の購買力低下や県全体のイメージダウンに繋がる。
 くれぐれも宜しくお願い致したい。
 
 日本銀行宮崎事務所が宮崎の金融経済概況を発表した。県内の主要ホテルや旅館の宿泊客数が、2月前年比5・1%増、3月が8・0%増、4月は12・5%増だったのだそうだ。
 因みに、僕のマニフェストには、県外からの観光客毎年5%アップをお示ししている。
 日銀によると、「新たな催しや施設の新設などはなく、観光に知事の集客効果があったということだろう」ということらしい。
 大変、有難いことである。県内外の観光客の皆様には心から御礼を申し上げたい。いつもいつも本当に有難うございます。
 今後はこれを、高い水準でどう維持していくか? リピーターをどう確保するか? 県民総力戦における宮崎の真価が問われることになるだろう。