最近、一番癒されるのは、全国から寄せられる励ましの手紙を読んでいるときである。
 全国から本当に沢山のお手紙やメールを頂く。大変有難いことである。しかし、一つ一つに返事を書けないのが心苦しい。この場を借りて、お詫び申し上げます。
 
 その中で、最近、小中学生からの手紙がやたら多い。
 今日も、東京からある中学生(男子)が宮崎に来て、ゴマブックス『14歳からの政治』という本の取材を受けた。
 言わずもがなだが、小中学生達・子供達が、政治・行政・社会に広く興味を持つということは大変喜ばしいことである。僕が政治・行政の世界に入った理由の一つに、「政治をお茶の間に」「子供からお年寄りまで興味を持たれるような政治に」であった。
 
 普通に、レストランやお茶の間で政治の話題がで、皆で議論する。そういう国家は良好に健全に進展すると思う。
 
 どうしてそんなに、宮崎のために一生懸命なのですか? と聞かれる。
 宮崎は位置的・地理的・産業的・歴史的・文化的にも不利な条件が揃っているから、他より3倍は努力しなければならないのだ。
 
 最近、夜間、県庁のライトアップは出来ないだろうか? と考えている。問題は、どれくらい予算がかかるかである。
 後、あの文書センターは是非ともどうにか観光資源として活用したい。が、特殊な消化システムや乾燥システムに1億以上かかる。あの中の文書を県立図書館や自治会館等に移すとしてもそれ相応のお金がかかることは言うまでもない。
 では、それに見合う費用対効果が見込める事業があそこで展開出来るのか?
 様々な観光使用、ネットカフェ、鹿鳴館スペック高級レストラン、ダンスホール、若者向けのハローワーク、一般開放、売却?・・・・・・・・う~ん、どれもこれも今一つかも。
 
 宮崎にはまだまだ眠った資源が多いような気がする。
 無から有を生む発想である。
 皆が気付かないところに宝が落ちている。例えば、宮崎の海は日本一の水質基準である。晴天の日が多い。
 観光に関しては、7月~8月が鬼門とされている。7月~8月は観光客が落ち込むのだ。
 宮崎観光は「ハード」から「ハート」へ。
 住民が知らない人に挨拶したり、親切だったり、ゴミが落ちていない自治体というのも観光の観点からは重要なのではないだろうか?後、交通事故や犯罪が少ないとか、火事や災害が少ないというのもそうである。
 
 あらゆるアイデアのご協力と共に、観光マキャベリズム政策はまだまだ終わりを知らない。
 
 今日は、この後、TBS「ドリームプレス社」(6月15日(金)20時~OA)のロケで、大竹まこと氏、石原良純氏、友近さん達が来県して下さるらしい。
 彼らから見た、宮崎に対する意見を是非、聞いてみたい。