さてこの後、午前8時からNHK総合で、
連続テレビ小説「虎に翼」が放送します。
1933(昭和8)年の秋、寅子(伊藤沙莉)らは明律大学女子部の
2年生に進級して半年が経過しました。寅子のクラスは20人
までに減り、3クラスから1クラスに減ってしまいました。
そこで寅子らは、明律祭の法廷劇で女子部存続と1年生を
呼び込もうとしていました。
そこで、劇の題として毒饅頭殺人事件にしようと決めました。
医学生の乙蔵と付き合う女給・甲子が資金援助を続けるも
乙蔵医者になった後も結婚できないと捨てられ、甲子が
毒饅頭を作って乙蔵の家族を殺そうと計画し、後に法廷で
懲役8年を言い渡されるという物語にしました。
この法廷劇の元ネタになっているのが、1939(昭和14)年に
兵庫県神戸市に起こったいわゆる「チフス饅頭事件」でした。
この事件は、女医のHさんが当時、医学生だった時に年下の
副院長と恋仲になり、5年間毎月学資を仕送りしながら医師と
して働いていました。Hさんは医師になったものの副院長の
家族に離婚を迫られてしまい、その腹いせの為に饅頭を
購入してチフスを混入させ家族を殺そうと計画した事件
でした。
詳しくは「チフス饅頭事件」で検索すると出るみたいです。
果たして寅子らの法廷劇は無事に成功するのでしょうか?
連続テレビ小説「虎に翼」はこの後、午前8時から、
NHK総合で放送です。