市立総合医療センターは、松戸市のみならず東葛北部地域において唯一、救命救急機能と周産期医療を併せ持ち、小児入院医療の約6割を担う中核的医療機関であります。しかし、令和6年度決算では、人件費の増加、別棟建設の中止、患者数の減少などが影響し、年間40億円を超える深刻な赤字が発生しております。加えて、令和8年度以降には現金残高が枯渇する可能性まで示されており、まさに喫緊の経営課題として対応が求められています。こうした状況のもと、昨年8月22日に「経営再建方針」、12月には「中間報告」が提出されました。そしてこのたび、令和8年2月13日の定例記者会見資料「令和8年度松戸市当初予算案」によれば、当初は一般会計から病院事業会計への繰出金を51億円と見込んでいたものの、その後の経営改善の進展を受け、当初予算では25億円へと約半分に縮減されたところです。(51億円 → 25億円、▲26億円)

しかしながら、この繰出金の縮減は“改善の兆し”ではあるものの、依然として財政的な自立には程遠い状況です。地域医療の要となる同センターが、持続可能な経営基盤を確立できなければ、市民の生命と健康に重大な影響を及ぼしかねません。

私は、繰出金に依存しない健全な経営体質を一刻も早く確立するため、以下の点についてスピード感のある施策推進を強く求めてまいります。

 

·  経営改善策の実行スケジュールの前倒しと、効果検証の透明化

·  医師・看護師の確保と働き方改革による人件費構造のさらなる見直し

·  地域医療連携の再構築

·  市民に対する情報公開の拡充