はじめてのスネアを買った話。
スネアを個人持ちしているOBの存在を知ったことで、
自分のスネアを持つことができる、ということがようやくわかり、
でもどうしていいかわからないので、
部に来てくれていたマツモト楽器さんに相談してみた。
各社のカタログをもらって品定め。
と言っても各社各モデルがどんな特性があるのかもわからず、
頼りになるのは値段だけ。
子どもなので、一番高い楽器を探そうとする。
高いのはやはり海外メーカー。
当時"ゾノール"と書かれていたソナーは別格のお値段、
フォニックで14,5万はした。
当然ながら除外。。。
他にもプレミア、ノーブル&クーリー、グレッチ。
憧れていたラディックのスーパーセンシティブは目を剥くほどは高くなかったと思うが、
親にお願いする以上、なんとなく無難に高望みせず、国内メーカーにしぼっていった。
ドラムセット用のラインナップ中心の国産メーカーの中、
パールにコンサート用モデルがあった。
自らそれを選んだか、楽器屋さんのアドバイスかは覚えていないが、
ビーチシェルの14"×6.5"を注文した。
注文してから1週間ほどだろうか、
待望のMyスネアが学校に来る日。
その日は朝からソワソワして、授業どころではなかったのを覚えている。
早く放課後がきてほしい、その一心だった。
そういうところは今も昔も全く変わらない。