柴田理恵さんの本
『遠距離介護の幸せなカタチ』を読了。
柴田さんは郷里の富山在住のお母様を、
遠距離介護されているそう^^
私もコロナで状況が変わったのと
今は母が認知症なので、完全な遠距離介護では無いけれど
一時期は完全にそうだったので、ほんと書かれていることには
納得と共感できるところがいっぱい。
なんと介護のプロでも
『自分の親の介護はするな』と習うのだそう。
確かに私が今まで会った介護職の方たちも
実際に介護状態の親御さんを抱えつつ、お仕事している人が多かったのだけど
自分の親は他人に任せていたのはこれか!!
って思った。
この本は、遠距離介護を考えていない人にも
すごく参考になる本だと思ったし、
これから介護が始まりそう、
または始まるという
ビギナーの人にも、ものすごく参考になると思う。
とにかく右も左も判らない状態に使える、基礎が書かれている。
あと私も母を、
いずれは施設に入れることになる可能性もあるので
ここから先は、未来の自分のためのメモ。
施設入居に関しての注意事項の中に
『職員の離職率を調べる』というのがあって。
離職率は厚労省のホームページで確認できるそう。
ちなみに離職率の平均は14%
30%超えは要注意、だそうです。
参考になるわ〜。
あと『看取りケア』をしているかを確認とあって。
確かにこれ、やってないところが圧倒的なんだよね^^;
さらに50%以上が最期まで
施設にいるようであれば、よしで
それ以下だと介護力に問題がありかも、とのこと。
なるほどなあ〜って思った。
あと介護が始まると
手すりとかベッドとか、福祉用具のレンタルを利用したりすると思うけど
これも法外な値段をつけている業者とかもあるらしく^^;
常識的な代金を確認した方が良いんだね〜。
ウチは今は問題ないけど、
なるほどなあ〜といろいろ勉強になる本だった。
タイトルの『遠距離介護』という言葉が
ちょっとジャマなくらい
介護が未知な人にも、今している人にも、
身近にしている人がいる方にも
読みやすいしオススメです^^