ドラマ 『 嘘解きレトリック 』 を観ました。 

正確に言うと 8話 から観てその後原作も読み始めました。 


なんでそんな中途半端な話数から見始めたかと言うと、 

単純に放送してるのを知らなかったから。 


月9 でこんな時代物 + 謎解き ( ※1 ) + 少女漫画物 ( ※2 ) 

をやってるなんて知らなかった… 私好みじゃん キラキラ

となった訳です。


※1 

話の説明をする上でそう書くこともあるかもですが、 

作品タイトルは ( 謎解き〜で無く ) 『 嘘解き 』 です。 


※2 

基本的には主人公にはそんなに恋愛要素はない… かな? 




注意 以下、作品内容のネタバレを見たくない方は閲覧ご遠慮ください。 


普段は人名や用語などキッチリ間違いなく書きたい派なんですが、 

時代感 ( 昭和初期 ) などを踏まえて正しく書く 

&単話読みな上で正しく書くのが難しいので間違いがあったらごめんなさい アセアセ






導入 


主人公・鹿乃子は嘘の言葉を見抜く力があり、

子供の頃に無邪気に使ってしまったため、 

生まれ育った町や家族の元で暮らし辛くなり何の当てもなく上京してきた。 

上京してきた町でも人々の何気ない嘘に心折れかけていたところ、 

裏表のない真っ直ぐ ( …? ) な探偵・左右馬に拾われ助手として働くことに。


 





ドラマ 8話 を見た後で原作も読みたくなり、 

検索したところ 2巻相当無料 ( ※現在終了しているキャンペーンです ) 

になっているではありませんか!
ということで早速読みました。 


あれ… 

原作とドラマと構成が結構違う? 



ドラマでは… 

① 千代さん登場 2話 ☆☆ 

② 人形屋敷の話 4〜5話 ☆☆☆☆☆〜

③ お弁当の書き付けの話 8話 ☆ 

になっていますが。 

( ☆ は謎解き/事件のギミックの複雑度 )


原作では
③ → ① → ② です。 

単話読みで読み返せないので少し自信ないですが。

絶対原作通りの順番の方がいい。


ドラマ版は 8話 まできてなぜこの内容を?
的にちょっとなってしまってるから…。

( 私はその 8話 から観て好きになったんですが ) 



なんでこうしたんだろ? と多少思ったのですが。 

そっか… 中盤時点でスピンオフで千代さんの話をやるためだったんですね? 


原作にもある話なので読んだのですが、

先生と鹿乃子が長期で家を開ける状況がないと成り立たない話。 

 


ロケ地 ( ワープステーション江戸とか旧華頂宮邸とか ) も良い感じ。






このお話はミステリではありつつも、

真実はいつも一つ! 

犯人はお前だ!ドドン!! 

…みたいな感じではなく。 


自分の能力や経験から嘘を付く心理が理解できない鹿乃子が 

“どうしてこの人はこんな嘘を付いているんだろう?” 

“ 先生 ( や周りの良い人達 ) はどうして人を信じられるんだろう? ” 

という視点で成長していくのが他のミステリにはない感じで素敵なのです。 


そして最後の最後… 


「 先生の助手として一緒にいたい 」 

という自分自身の言葉に嘘を感じびっくりする 

「 ( = “ 先生が好きだから一緒にいたい ” ) 」 

という少女漫画具合も良かったです。 






ピッコマで引き続き原作も読み進め中ですが、 

最終巻以外は無料で読めるみたい。 

現在 4巻 相当まで読みました。 


原作としての結末も気になるので最終巻まで読むつもりです。 

ドラマも 4〜7話 未視聴なので再放送など機会があれば観たいな。