映画 『 ある閉ざされた雪の山荘で 』 のネタバレ度強めの感想です。


注意 これから観る 又は 原作を読むという気がある方は閲覧ご注意ください。

( + ついでに Wiki にストーリーが大体書いてあるのでご注意 )



東野圭吾原作であり劇場で観る気もあったのですが見逃してしまっていて。


そしたら 今年1月公開 のものがあっという間に、

定額制配信サービス ( Amazonプライム ) で配信に!?となって早速観ました。






( 公式より )


“ 雪山という設定 ” の山荘で起こる事件。


それなりにミステリは幾つか読んで・観てきたつもりですが、

こういうやり方があったんだ!と感心しました。


ミステリでありながら徹底的に描かれない◯体。

映画ならテレビより際どい演出すらできるのに… 

と違和感を感じていたら… やっぱりそういうことでしたか!






この作品の結末って…



① 出演オーディション〜山荘で起きたことは事実であり 

( □□の願いを叶えるために△△が発案 )

それを◯◯が脚本にし演出家にプレゼンして採用された


②A 最初から最後まで◯◯が書いた脚本・舞台の話 

( □□は脚を怪我していない、山荘の事件も起こっていない )


②B 最初から最後まで◯◯が書いた脚本・舞台の話

( □□は脚を怪我している人物でそれを踏まえた脚本 )


③ 出演オーディション〜□□の怪我までが現実で、

山荘の話が全て◯◯脚本の話



…くらい解釈の仕方がありますかね??



素直に見るなら①なんですが。

( でも①なら脚本は◯◯じゃなく△△と連名なのが妥当くらいに思うし )


何れであっても無名に近い ( ? ) ・公演初参加の◯◯発案の脚本を、

有名劇団の気難しい演出家様が採用したのか?

ってなるのが難点なのですが……。

( ◯◯が劇団外の人物であるという部分すら創作・脚本だったという可能性? )



まぁ映画/映像で観た印象はこんな感じなんですけど、

原作小説/テキストだとまた印象が違うのかもですね。






ところでこの映画のレビュー、

点数はあまり高くないようで… 。。。


やっぱり “ 本当の事件じゃなかったんかい! ” 

みたいな部分が大きいんですかね。


みんな、ミステリというからには ◯人事件が起こることを求めてる?


私は結構好きな作品だなーと思いました。

いかにも “ 劇団員の話 ” だなという感じで!