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今回はひふみ祝詞の原点に戻って
昔の数の数えかた
大和言葉の数え方についてみていきます
誰もが一度は聞いたことがある
「ひい、ふう、みい、よう、いつ、
むう、なな、やあ、ここ、とお」
のことです。
数字の訓読みですね
1~10までは聞き覚えがあるのですが、その後はあまり知られていませんよね
11~19までは
11 とお あまり ひとつ
12 とお あまり ふたつ
13 とお あまり みつ
14 とお あまり よつ
15 とお あまり いつつ
16 とお あまり むつ
17 とお あまり ななつ
18 とお あまり やつ
19 とお あまり ここのつ
20 はたち
21 はたち あまり ひとつ
22 はたち あまり ふたつ
というように
10の位は とお
20の位は はたち
30の位は みぞぢ
40の位は よそぢ
50の位は いそぢ
60の位は むそぢ
70の位は ななそぢ
80の位は やそぢ
90の位は ここのそぢ
100は もも
になります
はたちなんかは普通に使いますし、
もも=百の読み方も馴染みがあります
また大和言葉では
何の数をかぞえるのかにもよって変化していきます。
個数 人数 日数
1 ひとつ ひとり ひとひ
2 ふたつ ふたり ふつか
3 みつ みたり みか
4 よつ よたり よか
5 いつつ いつたり いつか
6 むつ むたり むゆか
7 ななつ ななたり なぬか
8 やつ やたり やうか
9 ここのつ ここのたり ここぬか
10 とを とたり とをか
その他にも年齢を表す言葉は
二十路(ふたそじ)三十路(みそじ)四十路(よそじ)
五十路(いそじ)六十路(むそじ)七十路(ななそじ)
八十路(やそじ)九十路(ここのそじ)
柔らかくて何だか温かみのある言葉ですね
普段使うものといえば、
みなさん、覚えたい数字があるときに語呂合わせで数字を表したりしていませんか?
そのとき訓読みと音読みとを見事に組み合わせて数字を言葉に変換していますよね?
「4649」は「よろしく」 訓音音音
「1539」は「いちごみるく」音音訓音
「2618」「次郎いや」音音音訓
最後のは私が車のナンバーを覚えたくて編み出した語呂合わせです
まあ、こんな風に無限に作り出せるので面白いですよね
今までみてきた
ひふみ祝詞は数の祝詞ともいわれ、
数とは深いつながりがあります
日本語には言霊(ことだま)があるといわれますが、
数字には数霊(かずたま)があります。
数字にも意味があるのです
みなさんは、何だか気になる数字や、縁のある数字はありませんか?
好きな数字や嫌いな数字。。。。
どんな意味があるのか気になりますね
では次回は数霊(かずたま)について触れていきたいと思います
是非ご覧くださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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是非ごらんくださいね。
愛と豊かな心をあなたに
SAORI