現代の栄養学は嘘に塗り固められた、なんの検証も行っていない虚妄の栄養学になり、自然の摂理に逆らった愚かな栄養学にすぎません。
それを暴いた二大リポートがあり、それは「マクガバン報告」と「チャイナ・スタディ」という大規模な調査に基づいたリポートがあります。
マクガバン報告の正式名称は「アメリカ上院栄養問題・特別委員会報告」といい、5000ページにも及ぶ報告書になります。
そしてチャイナ・スタディは疫学調査のグランプリといわれ、米英中共同の栄養研究プロジェクトで、約10億ドル近い費用をかけて調査しています。
それで判明した事実は、「動物性たんぱく質は、史上最悪の発ガン物質である」という事実であり、近代栄養学を覆す内容になっています。
そして、チャイナ・スタディで得たT・コリン・キャンベル博士の結論とは、「良い食べ物と良い健康法はシンプルである」と、「プラントベースでホールフード(未精製・未加工)の食事」をするべきだと結論しています。
チャイナ・スタディの著者の息子であるトーマスは、友人宅で食習慣についてざっくばらんに尋ねられ、友人の姉に疑わしげに、「君はお肉を食べないの?」と訊いてきました。
トーマスは食習慣を人に説明したことがなく、いままで食卓に並んだものしか食べていなかったのであっさりと「食べないよ」と答えました。
友人の姉は「じゃあ何を食べるの?」と更に質問をしてきた時、トーマスは肩をすくめて、「植物じゃないかな」と答えました。
友人の姉は「そうなの」といい、そこで会話が終わりました。
ここでわたしが好きな内容は、「植物」という答えがシンプルであり、的を得ていることにあります。
わたしが言葉を付け加えるとするならば、「自然なもの」と「生命あるもの」になりますが、本来わたしたちは生命あるものを食べなければなりませんが、動物性たんぱく質は言葉を悪くするなら「死骸」を食べているのであり、自然の摂理に反しているのです。
要するに、本来の栄養学とは「自然のものを腹七分で適度に食べる」ことが望ましく、それが昔から続くシンプルな答えになるのです。
では、何故近代栄養学はその真逆である高カロリー・高脂肪・高たんぱくの動物食を推奨し、炭水化物などの植物食を否定し、「良いものは、とりすぎるということはない」という考え方なのかを一言で表すなら、そうすれば人々が消費して利益をあげることが出来るために、巨大メジャーが売上のために動物性のものを推奨しているのです。
そのために、「マクガバン報告」と「チャイナ・スタディ」は情報を黙殺されてます。
その情報が出てしまったら、食肉業界や牛乳産業などが潰れてしまうために、巨大な圧力をかけて真実を闇に葬ろうとします。
なんとも情けない話ですが、要するに人々の健康ではなく企業の利益のために、そうした真実の情報は葬られるということです。
これは栄養学だけではなく、すべてに言えることですが、いまの世の中は人々の幸せや健康ではなく、如何にお金を貪るかしか考えていないという、ある意味でシンプルな答えがあります。
電通という広告代理店の元社長が言った言葉に、「世の中、めあき千人、めくら千人、残りの8千人はバカである。市場とは、このバカによって構成される」と電通の戦略十訓に、「もっと使わせろ。もっと捨てさせろ。無駄づかいさせろ。季節を忘れさせろ。贈り物をさせろ。組み合わせで買わせろ。きっかけを投じろ。流行遅れにさせろ。気安く買わせろ。混乱をつくりだせ」とありますが、いまのような世の中を端的に表している言葉だと思います。
人々がこの言葉通りになるのも癪にさわります。
特に健康と生命は自分しか守れませんし、誰も助けてくれませんから、本当の情報を知っていき、賢い選択が出来るようになっていくしかありません。
わたしが言えることは、「不自然な食事を止めませんか?」になります。
人を良くすると書いて『食』です。
健康の基本はやはり食事になりますので、そこを正していくことは、人生を正していくことだと思います♪
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