本日は我が家の長男の18歳の誕生日♪
目も見えない。
耳も聞こえない。
が、食い意地だけは現在♪
『犬の十戒』。世界でも広く知られた、犬の視点で語られる犬を飼う上で大切な10個の言葉。
殺処分される命が、いまだなくならない現在。「命を預かることの責任」を再認識できる言葉です。
犬を飼おうと思っている方、現在飼っている方はぜひじっくり読んでみてください。
犬の十戒(いぬのじっかい)は、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩で、日本では「犬の十戒」として知られているが、実際には原典があり、ノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」が元である。
ペットとして飼われることとなった犬と人間との望ましい関係を、犬が人間に語りかけるという形式で訴える内容である。
原文
日本語訳編集
犬の十戒
1. 私の一生はだいたい10年から15年。
あなたと離れるのが一番つらいことです。
どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。
2. あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。
3. 私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。
私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで欲しい。
4. あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。
でも、私にはあなたしかいないから。
話しかけて欲しい。
言葉は分からなくても、あなたの声は届いているから。
5. あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。
6. 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。
私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めていることを。
7. 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。
もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。
それか、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。
8. 私が年を取っても、私の世話をして欲しい。
あなたもまた同じように年を取るのだから。
最後のその時まで一緒にいて欲しい。
9. 言わないで欲しい、「もう見てはいられない。」、「居た堪れない。」などと。
10. あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。
忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。
犬の十戒 ーより引用
消え続ける命
2015年、殺処分された犬の数は21,593匹(※環境省調べ)。減少傾向にはあるものの、いまだに多くの尊い命が処分されている現状があります。
そんな中、飼い主が「飼えない」と保健所につれてきた犬の数は約8000匹。
どうしようもない状況もあるとは思いますが、中には救えた命もあったのではないか、そんなことも考えてしまいます。
犬の言葉で語られた『犬の十戒』。改めて家族である犬が、私たちに何を求めているか、考えるきっかけになるのではないでしょうか。
出典:犬の十戒/環境省