神話や伝承、SFはもちろん、海外の陰謀説に必ずと言っていいほど登場するのが、ヒト型爬虫類、レプティリアンである♪
「レプタイル・エリート」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
発端は、元BBCのスポーツライターで、自称"神の子"、デイヴィッド・アイクの1999年の著作『大いなる秘密』から出てきた。
この本の中でアイクは、「世の中はレプティリアンに支配されている」と断定している。
これはひどく荒唐無稽な陰謀説に思われるが、およそ1200万人のアメリカ人がこれは真実で、レプティリアンが人類に反旗を翻す陰謀が存在すると信じているという。
もちろんこうした説は裏付けが乏しく不確かな情報であり、嘘であると論破するのは簡単なことだが、世界を牛耳るという「レプティリアン陰謀説」はなかなか設定も手がこんでいて、思わず信じてもいいかも?と思うほどには魅力的なのだ。
ではレプリティアンはどこからやって来たのか?
いくつかの説があるがこの2つが有力である。ひとつは、もともと地球で進化したが、宇宙旅行ができるようになったので地球を離れ、何百万年後にまた戻ってきたという説。
もうひとつは、彼らは故郷の竜座星から数千年前に地球にやってきて、人類と共存していたが、自らの決断か、強制なのか、諜報活動のために身分を隠しているというものだ。
そしてレプティリアンはコンピューターのコードを変えるように、人類のDNAを変えることで、人間との交配を行い始めたという。
DNAを改ざんするのは、ふたつの効果がある。まず、人間の脳をフルに使えなくして、意識に限界をもうけ、コントロールしやすくできる。もうひとつは、爬虫類の遺伝子をもつ人間は、人間の意識外である低層の四次元に住むレプティリアンの思いのままになるというメリットだ。
人間と爬虫類の交配種は半神半人と考えられ、バビロンやメソポタミアの古代シュメール文明において力を得ることができた。人類が地球のあちこちに移り住み始めて、爬虫類も地球全体に広がり始め、王族になっていった。
各国で権力をもつようになって、レプティリアンは地球規模の牢獄を作ったが、人間は自分がその中に入れられていることすら気づいていない。この牢獄は、国境線によって分けられているが、そこでは戦争や紛争が絶えない。
人間をコントロールするもうひとつの方法は、マスコミやエンターテイメント、政治などを使ってわたしたちの気をそらせることだ。
汚染された食べ物、空気、水で、愚かで怠惰にされることもある。
要するに、トカゲ人間がわたしたち人類の脳を変えて、その能力を限定してしまい、彼らが世界の重要な指導者の地位におさまってきた、という異様な情報がまかり通っている。
こうした指導者たちはこれまでのおもな歴史的出来事の原因になってきた。結局、何千年もの間、レプティリアンが人間を腑抜けにしてきたのは、確実に牛耳りやすくするためだというわけだ。
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