天皇 人間宣言という嘘 | ひふみ塾 世回りブログ

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ふりつもる
深雪(みゆき)にたへて いろかえぬ
松そを々しき 人もかくあれ

(通解)
降り積もった深い雪にも耐えて色を変えない松の木は雄々しい。
人もかくあれ。


これは昭和21(1946)年元旦の昭和天皇の御製です。



この日、「新日本建設ニ関スル詔書」が発せられました。

この詔書は、その後、教科書などで「天皇人間宣言」の発布、などと書かれました。

では、実際にそうなのでしょうか?

念のため申し上げておきますが、この詔書に「人間」とか「宣言」という文言はまったくありません。

要するに、「人間宣言」という名称はマスゴミや出版社が勝手に付けたものでしかない。

そんなくだらないことよりも、もっとはるかに大事なことを、この日、陛下は述べられています。

なお、この詔書には、もともとは題名は付けられていません。

ですから、冒頭に示した「新日本建設に関する詔書」という語も、通称ですし、「人間宣言」、「天皇人間宣言」、「神格否定宣言」なども、同じく通称です。

いちおうオフィシャルなものとしては、

【官報目録】
新年ニ当リ誓ヲ新ニシテ国運ヲ開カント欲ス国民ハ朕ト心ヲ一ニシテ此ノ大業ヲ成就センコトヲ庶幾フ

【法令全書】
新年ヲ迎フルニ際シ明治天皇ノ五箇条ノ御誓文ノ御趣旨ニ則リ官民挙ゲテ平和主義ニ徹シ、新日本ノ建設方

とされていますが、どちらも長い題名なため、あまり用いられることはありません。

ここでは、内容との整合性から「新日本建設に関する詔書」という呼称を採用したいと思います。

繰り返しますが、この詔書が発布されたのは、昭和21年の元旦です。
つまり、大東亜戦争が終結して、最初の年の元旦の詔書です。

当時の日本は、まさに焼土と化し、人々は貧困にあえぎ、外地には、まだまだ多くの軍人さんや軍属の方々が抑留され、巷には米兵が銃を持って走り回る、そんな環境下にあった。

その中で、陛下が年頭にあたり発せられた詔書なのです。