日本の海外支援について考える | ひふみ塾 世回りブログ

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日本の海外支援に疑問や文句を呈する人がいるようですが。

【政府はインフルエンザ薬「アビガン」を各国に供与するため、計100万ドル(1億円超)の緊急無償資金協力を決めた。新型コロナウイルスへの治療効果に期待があり、臨床研究を拡大する。20カ国と調整済みで、ほかに30カ国と協議を進める。】(日経新聞)

↑日本がこんな時に、アベは日本人を殺す気かと叫んでるコメントを見ましたが、こんな時だからするんです。

戦後アメリカに負けた日本は、焼野原となり、困窮を極める状況の中、海外からの支援で救われた命がたくさんある。

東海道新幹線や東名高速道路も、海外から借りたお金で造られたものだ。

東日本大震災で、海外からの支援でたくさんの人が救われたのは誰もが知っているはず。

お互い様だし、世界が苦しい時こそ、日本のリーダーシップや支援を求めている国は本当に多い。

支援の使い方、使い道には確かに「????」と思う事はあるかも知れないが、海外支援は、世界が思いやりで繋がれるコミュニケーションの一つでもある。

しかし本質はこれからだ。

海外支援はまず、日本の経済戦略であり、「安全保障」でもある。

経済支援によって両国の関係構築をして行く事により、日本の商品が売れる事にも繋がり、日本企業の活躍も増え、結果として日本の経済成長を支えてきた。

それは誰も自分には関係ないとは言えない。その恩恵を受けて自分の経済活動があるのだから。

更にその結果、海外で日本の高い技術や勤労文化、そして国民性の誠実さなどで、日本を好きだと言ってくれる人たちがたくさんいる。

インドのデリー・メトロは便利で乗り心地も快適と評判で、駅にも『この地下鉄は日本のODAによって造られました』と表示されているのは有名だ。

海外支援は、結果私たちの生活を支えてくれるものにもなっている。

何より、国際社会は魑魅魍魎の世界で、右手で握手をしながら、左手で銃口を向けているなんて事は当たり前の世界だ。

私たち日本人には、他国を侵略しよう、奪おうなんて感性が誰もないから、実感しにくいかも知れないが、残念ながら自国や自分の利の為に、平気で戦争や紛争が起きている。

中国が日本バッシングの為に世界に流しているお金は年間一兆円とも言われている。

東アジアやアフリカに、莫大な投資をして、貸し借りでその国をコントロールする工作活動も活発的だ。

今回のコロナ大戦の大きな悲劇は、WHO(世界保健機関)が中国へのあからさまな忖度に世界中から疑問が呈されている。

WHOは今回の中国政府の隠ぺいの共犯だと思っている。

日本は紛争地域に軍事協力が中々出来ないが、その代わりに経済支援をしなければ、それこそ日本バッシングの材料にされてしまうという現実が迫っている。

実際に戦争や侵略が寸前でとどまっているのは、「地球儀を俯瞰(ふかん)する戦略的な外交」を掲げ、国際世論を味方につけ、各国と同盟の強化を安倍総理や政府関係者が日夜行ってくれているからだ。

それをメディアや反日勢力は、外遊だとか国費の垂れ流しだと情報操作を繰り返す。(実際はそう言う類のものもあるが…)

戦前、他国へ命懸けで支援をしてくれた先人達がいた。

戦後行われた数々の支援によって、救われた国や人々がたくさんいる。

私たちは名も無き先人たちの、血と涙と汗の上に生きていて、それが今の私たちを守ってくれている。

親日国が世界中に存在するのは、自分の事だけを考えている現代の私たちのあり方によるものではない。


誰かが世界に貢献してくれているからこそ、この自由で素晴らしい日本が日本でいられるのだと思う。