肉食について | ひふみ塾 世回りブログ

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子ども達の未来のために食や医療などの真実や嘘を暴いて行こうと思います!

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四足動物、いわゆる牛・豚・羊・猪・鳥などを食べる事は、日本では一千年以上禁忌とされて来ました。

江戸末期から欧米文化が色濃く日本に入り始め、獣肉食が少しづつ始まり、明治開国と共に欧米文化を大きく取り入れる事になり、また誤った欧米栄養学と共に畜産が緩やかに根付き始めたのです。

獣肉食は、栄養学的にも一切必要がありません。

ましてや環境汚染も伴い、食糧産業の利権により貧富の格差を生み、道徳心も大きく失われる。

日本は世界で最も古い伝統・文化を有しており、長い歴史をかけて積み上げた叡智が眠っています。

それが本当の日本文化であり、明治開国と共に欧米利権に引きづられて始まった食肉は日本の文化でも何でもありません。

ましてや栄養学的に不必要であるならば、嗜好品以外のナニモノでもありません。



肉食を語ると、必ずだったら植物も生き物だからどうなのだ!と言った意見があります。

しかし同じ哺乳類には、人間と同じ痛みや感情があります。

親子の情愛もあり、異性との安らぎもある。

殺されるとわかれば恐怖に駆られ、恨みつらみの念もわきます。

動物と植物は性質も意義も違います。

植物はその種全体で一つの霊性を宿し、人間や他の生命に一部を分け与え、自分で出来ない種の繁殖を他の生命に手伝ってもらう。

動物はむやみやたらに繁殖させ、異常な成長促進をさせ、お金儲けの為だけに、また人間の欲を満たす為だけに惨殺される。

ましてや自分に置き換えて考えれば簡単にわかることですが、自分の家族が皆殺しにされるのも、一人だけの犠牲で済むのも同じでしょうか?

一人殺した犯人は100人、1000人と殺して良いのでしょうか?

せめて無意味で利己的な動物食を控える事はそれほど偽善な事なのか。

そして私達人間は多くの犠牲の上に立っているから、せめて感謝の気持ちを込めて頂きましょうと言う。

しかし感謝を捧げれば何をしても良いのでしょうか。

これは一見非常に聞こえが良いのですが、よくよく考えてみれば、どれだけ自分だけの都合なのか。




では自分が、自分の大切な人が理不尽に惨殺され、感謝をして食べるから許してねと言われて納得するのでしょうか。

自分がされるのは絶対に許さないが、自分以外の人に、人間以外の同じ生命には「感謝」で済ます。

どこか矛盾してはいないでしょうか?

「今だけ・金だけ・自分だけ」。

欧米の偏った個人主義が戦後70年間植えつけられ、無意識にそうなってしまっていると言われています。

肉食論争にこそそれが濃縮されています。

私は4年以上獣肉は口にしていませんが、一切健康不具合はありません。

20年、30年と食べてない人たちも全く病気一つせずに生活をしています。

絶対に食べるなと言うつもりはありません。

しかしこれだけあれた人間社会となっている原因が、肉食から始まっているという事実もあるのです。

偉大な宗教家、マハトマ・ガンジーは、"国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る"と残しています。

日本の縄文時代ではほとんど肉食をしておらず、争いの形跡がないのです。

自分だけの都合を優先する価値観が争いを大きくしているのです。

本当の平和を求めるならば、肉食については避けては通れない道なのです。


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