寂しい食事 | ひふみ塾 世回りブログ

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子ども達の未来のために食や医療などの真実や嘘を暴いて行こうと思います!

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食生活において安全かつ栄養価が高いものを食べるのは大事な事ですが、食卓は家族同士の大事なコミュニケーションの場でもあります♪

今回は、子どもが一人で食事をすることの問題点についてお話させていただきます。

子どもだけで食事をする「孤食」は、食事のマナーが身につきにくく、好きな物だけたべてしまいがちです。

それにどうしても栄養が偏ります…

家族そろって食事をすることを「共食」と言います。

協調性やコミュニケーション能力が育ち、精神的な発育にも影響します。

自分が食べられない物も家族が食べている姿を見ているうちに徐々に食べることができるようになるのです。

人間は昔より家族単位で暮らし、共に食事をしてきました。

家族同士の精神的な繋がりを築くために「共食」は重要な役割だったと言えます。

「孤食」が増えたのは、核家族化や少子化が進んだことが大きく影響しています。ここにも戦後アメリカ(GHQ)が行った政策があります。

そして共働きが増え、さらに一人で食事をする子どもが増えました。

平成24年版「食育白書」の中で、小学校5年生と中学2年生の食事状況の調査が発表されています。

それによると「家族そろって食事をする」割合が朝食2~3割、夕食5~6割です。

「子どもだけで食べる」「一人で食べる」割合は、朝食3~4割、夕食は約1割でした。

さらに夕食を一人で食べる子どもは、「体のだるさや疲れを感じる」割合が32.5%、「イライラする」が24.3%と、「家族そろって食べる」グループに比べて割合が高く、孤食が子どもの心にも影響を及ぼしていることが分かります。

また食卓を一緒に囲んでいても、個人の好みを優先して、別々の物を食べているケースもあります。

例えば親がご飯と漬物にみそ汁、子どもはパン、牛乳、目玉焼きのように各々が別のものを食べることも「孤食」と言われています。

テレビやスマートフォンなどを見ながら会話もなく食事をする場合も同様です。

昔は親が決めた食事と同じものを家族全員が食べていました。

ご飯に季節の野菜を使ったおかず、漬物とみそ汁のような和食を2世代、または3世代で一緒に食べることが食事の伝承ともなっていました。

親が早く起きて、子どもと一緒に食卓を囲む時間を作るとか、平日は無理でも土日には時間を工夫して家族そろって食事をするなど、できるだけ家族で共に食事をする時間を大切にしましょう♪



食事の時間を大切に♪