10ヶ月間飼い主に虐待され餓死状態となった犬 | ひふみ塾 世回りブログ

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10ヶ月間飼い主に虐待され餓死状態となった犬。この後現れた男性の優しさに救われる



スペイン南部グラナダ州の警察に地域住民からある通報が入りました。
 
その通報内容はひどい状態の犬が放置されているというもの。
 
知らせを受けてすぐに現場に駆けつけた動物保護団体Albergue de Animales Dog Houseの職員は、
そこで信じられない状態の犬を発見しました。
極度に衰弱し痩せ細った犬が命を失いかける寸前だったのです。
すぐに職員はこの犬を獣医の元へと搬送しました。



救助に関わった人々は、あまりの悲惨な状態に、
この犬が生き伸びる望みはほとんどないと思ったそうです。
飢餓状態にあったこのメス犬は6.8キロしかなく、
骨一本一本がはっきりと浮き立って見える状態でした。



犬は衰弱し、立ち上がることも出来ない状態。
発見された時、この犬はスパゲッティのように痩せ細っていたことから、
イタリアのパスタブランドの名前を取って「バリラ」と名付けられました。
獣医はバリラの内臓機能がすぐに停止してしまうのではないかと心配しました。
一晩もつかどうかさえ誰にもわからない状態でしたが、同時にバリラの目に微かな光を見たのです。
バリラは必死に生きようとしていました。



獣医は食べ物を与える前に循環器を整えるため点滴を打ち、
その後、食べ物と水を少しずつ与えました。



毎日5、6回に分けて少量の餌を与えていくと、徐々に体重が増え、
意識もはっきりするようになりました。



助けた人の話では、バリらは推定生後10ヶ月。
生まれてからずっと飼い主によって閉じ込められ、
餌も水もほとんど与えられなかったのではないかということです。
しかし幸いなことに、バリラは救助されたことで、
世の中には良い人間もいるのだと知ることができました。





バリラは徐々に体調を回復させ、美しい姿を取り戻していきました。
どうやらベルジアン・シェパード・ドッグの血を引いているようです。
前までは考えられないほどに、誇らしげな表情。



そして希望に満ちた顔です。
バリラがあの悲惨な状態から救われて本当に良かったですね。



その後バリラは救助にあたったドアルド・ロドリゲスさんという方によって引き取られていきました。
どうやらバリラに一目惚れしていたようです。



バリラには過去の心の傷が癒えるほどに、これから幸せな生活を送ってもらいたいですね。
 
 
出典:dailymail