ペットショップにNOを! | ひふみ塾 世回りブログ

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子ども達の未来のために食や医療などの真実や嘘を暴いて行こうと思います!

夜路死苦お願いします!




〈NAGAIproより転載〉

最近よく犬の繁殖業者が崩壊したというニュースを耳にします。

これはもうペット産業の崩壊を意味しているのでしょう。
繁殖業者はペット産業の足元ですから。

足元が崩れだすと破滅は早いです。
そして先日から世間を騒がせているニュース。

10/31、栃木県のさくら市内の鬼怒川河川敷で小型犬ばかりの死体約40匹が発見されました。
ほぼ全てが純血種、チワワやトイプードル、ミニチュアダックスであったと言います。

どの子も目立った外傷はなく、中には腐敗が進んでいる子もいたそうです。
いったいなぜ何のために、40匹もの小さな命が無残にも捨てられていたのでしょうか。

県警で死因を調べ、動物愛護法違反や廃棄物処理法違反(どうぶつは物でも廃棄物でもない!)の疑いで捜査を始めていた矢先、
すぐ近くの別の場所で同じような小型犬ばかりが27匹死体で遺棄されていました。

そこは那珂川町富士の山林で林道から崖下に向かって投げ捨てられるように、犬たちは重なり合って死んでいたのです。
その中で、柴犬とコーギーとトイプードル計5匹が生きて発見されました。

林道から8メートルもの崖下に投げ込まれ、仲間の死体が散乱する中、どんな思いでずっと鳴いていたのでしょう。
この子たちはすぐに保健所に保護されました。

どうか処分しないであげてほしいです。
彼らは人間でいうと殺人事件の目撃者です。きっとこの犯人は鬼怒川の40匹遺棄事件となんらかの関係があると思われます。

今回と合わせて約70匹…。
70匹もの罪なき命をこうも奪い去り、そしてゴミのように遺棄する。

これは繁殖業者の仕業だろうと言われています。
この事件の解決のカギは生き残ったこの子達にあります。

この子達の目が耳がすべてを知っているのですから。
彼らが喋れたら、彼らの言葉を理解できたら…。私たちに何を語ってくれるでしょうか。

この子達の死因は「薬殺」だったようです。さらに1匹の体内からマイクロチップが発見されました。
これは犯人に繋がる重要な手掛かりです。今回の事件で分かったと思いますが、もういい加減ペットショップで犬を買うのは止めませんか?

いつまでも買う人がいるから生体販売が無くならず、お金儲けのために命をゴミのように扱う、こんな悪徳業者がいなくなりません。
ペットショップで犬を買う人はこのような繁殖業者と同罪です。

それは何も犬猫だけではなく、首輪やドッグフード、服やベッド、トリミングも全てを言っています。
ペットショップやその関連にお金を払う行為自体が「加害者」になる事を理解してください。

どうしても子犬から飼いたい人は全うなブリーダーから譲ってもらってください。
全うなブリーダーとは、犬の特性を熟知し、近親交配はせず、親犬の飼育にも愛情を注ぎ力を入れ、適正な飼育環境の元に繁殖、飼育を行っています。

子犬は生後2~3か月までは親犬からは離さず、子犬が自立しだす3~4か月以降に飼い主へ譲渡します。
そしてな何よりも親犬の飼育環境を見せてくれます。何も隠さず常にオープンであることです。

逆に悪徳は、素人による無知な繁殖であったり、決して親犬を見せない繁殖業者やパピーミル(組織的繁殖業界)です。
ここがペットショップと繋がっています。もうこれ以上ペットショップで買い物をしてないでください。

そしてどうか今回の事件の犯人が一日も早く捕まり、正当な裁きの元、罪を償いますように。