覚醒剤 事例 | ひふみ塾 世回りブログ

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告白事例







覚醒剤乱用者の告白(10代・男性)

私は今回覚醒剤を使ったことにより麻薬取締官に逮捕されました。
私が最初に使った薬物はシンナーで高校生の時に周りの友人に勧められ使い始めました。私の周りにはシンナーを使う連中が多く、シンナーの他にも覚醒剤を使用している連中もいました。
ある時、私が友人達と遊んでいると、友人の一人が「俺、今覚醒剤にハマッてるんだ」と言いながらポケットの中からチャック付ポリ袋に入った覚醒剤と注射器を出してきました。そして、その友人は私の目前で覚醒剤を自分の腕に注射し、そのあと私達にも覚醒剤をすすめてきました。
私は正直言って恐怖心もありましたが、ここで一緒に覚醒剤を使わないことで「仲間外れにされて嫌だな」とか「怖がっている」とか思われたくなかったので、「1回だけなら大丈夫だろう。俺が中毒になるはずがない。」と自分に言い聞かせ、友人に私の腕へ覚醒剤を注射してもらいました。
初めて覚醒剤を使った時の感覚は「なんだ、こんなもんか」という感じでした。
しかし、その後友人達の間では頻繁に覚醒剤を使うことが多くなっていき、そのため、私もその場に居合わせることが多かったので、そのたびに覚醒剤を注射していました。
数回、そのようなことを繰り返していると「目が覚めてスッキリする」ような感覚や「体中の毛穴がひらいてゾワッとする」ような感覚を得るようになったり、まるで自分がスーパーマンにでもなったかのような気分を味わったりできるようになり覚醒剤に溺れていきました。
しかし、その一方で覚醒剤の効果が切れてくると「石を背負っているかのように体が重く、眠れなくなる。」「イライラすると止まらなくなり、悪いことは人のせいにしたくなる。」という、いわゆる覚醒剤の切れ目も現れてくるようになってきました。ここまでくると自ら「覚醒剤をやめる。」ことは頭からなくなり、それどころかいつまでも友人の覚醒剤をただでもらっているのは申し訳ないという気持ちや、自分専用の注射器が欲しくなり、友人に頼み込んで密売人を紹介してもらい、直接密売人から覚醒剤と注射器を買うようになりました。
以前は友人達と一緒に1ヶ月に2、3回覚醒剤を使うだけでしたが、自分で覚醒剤を買うようになってからは覚醒剤を使う回数か多くなっていき、週に1、2回は必ず覚醒剤を注射するようになっていきました。
アルバイトで稼いだお金はすべて覚醒剤につぎ込むようになってしまい、アルバイトのお金で足りなくなった時には、親の財布からお金を盗んだり、街で人を脅かし金銭を巻き上げたりしてお金を工面しては覚醒剤を買っていました。この頃になると覚醒剤を注射すると猜疑(さいぎ)心が強くなり家の中で暴れたり、両親に「警察に電話しただろ!?」とか「窓の外からだれかが俺の事を見ている!」等と意味不明な言葉を発するようになったりしました。
そんな生活を続けていた結果、私は学校を中退してしまい、いつしか周囲は薬物乱用者の仲間が増えていき、自堕落な生活を過ごすようになっていきました。しかし、そんな自己中心的な私を放っておく程、世の中は甘くありませんでした。ある日突然、麻薬取締官が私の家に来て、持っていた覚醒剤が見つかり私は逮捕されたのです。麻薬取締官の取調べを受けながら自分自身を振り返ってみると、逮捕前の私は覚醒剤なしではいられない状態であり、いつ錯乱状態になり人を傷つけてもおかしくない状態であったことに気づき背筋がゾッとしたのを覚えています。逮捕されたことで、頭からなくなっていた「覚醒剤をやめる。」ということを思い返すきっかけになりました。今は再乱用防止プログラムに参加し、覚醒剤関係者とも一切縁を切ってまじめに生活をしています。覚醒剤という薬は、一度使用したら人の心身を蝕んでなかなか抜け出ることのできない本当に恐ろしい薬だと思います。私はこの覚醒剤地獄から絶対に抜け出してみせます。


ビフォーアフター叫び







覚醒剤と後悔(20代・女性)

私が初めて覚醒剤を使ったのは20歳のときのことでした。
高校を進級できずに中退した私は、都会での暮らしに憧れて実家を出てアルバイトをしながら一人暮らしをするようになったのですが、なかなか一つの仕事を長続きさせることができず、夜の仕事を転々とするようになり、20歳になったことを機に風俗店で働くようになりました。
その当時の私は慣れない風俗という仕事にとても疲れており、また仕事や日常のストレスから過食気味になったりと精神的にもまいっていました。
また、実家を出てからは家族と連絡を取ることも少なく、周りにも友達と呼べるような人がいなかったため、日常の悩みごとなどを誰にも相談できない状態にありました。
そうして、私はどんどんとふさぎ込んでいき何をするのも嫌になり、自暴自棄な状態になって、精神的にも身体的にもとてもつらい毎日を送っていました。そんなときに、私が働いていた風俗店の同僚のA子が隠れて覚醒剤を使っていることを知ってしまったのです。
私はそれまでに覚醒剤というものが悪いものだということは知っていたのですが、使うと疲れがとれて良い気分になり、更にはダイエットの効果もあるということを噂で聞いていました。
私は「自分の今の状況をどうにかしたい」「薬に頼ってでも楽になりたい」と思い、A子に覚醒剤をくれるように頼み、A子から覚醒剤を分けてもらったのです。
A子からもらった覚醒剤を使うと、体の疲れがとれて気分が良くなり、テンションが上がり気持ちも前向きになりました。
また、覚醒剤を使うと食欲がわかなくなり眠くなることもなかったため、私は覚醒剤を使ってはご飯を食べず夜も眠らずにクラブ通いやホスト遊びを続けていました。
こうした感覚を忘れることができずに、私は覚醒剤を使うことにのめり込んでいったのです。最初はA子に分けてもらってA子と一緒に使っていた覚醒剤も、そのうちに自分一人のときでも自由に使いたいと思うようになり、A子から覚醒剤の密売人である暴力団組員の連絡先を教えてもらい、自分で覚醒剤を買うようになりました。
そうして、自分で買うようになってからは覚醒剤を使う回数がますます増え、いつしか覚醒剤を買うために仕事をするようになり、稼いだ給料のほとんどを覚醒剤の代金に使ってしまい、家の家賃も滞納するようになってしまいました。
もう私は体の疲れをとるためやダイエットのために覚醒剤を使うのではなく、覚醒剤を使うという行為自体が習慣になり、それを生活の一部として止められない状態になっていたのです。
頭の中では「覚醒剤を止めなきゃいけない」と思いながらも、覚醒剤を使うことを我慢できず、結局私は家賃を滞納し続けて家を追い出されることになってしまいました。
そのときの私は、自分が悪いことをしているという後ろめたさから「いまさら実家は頼れない」と思い、覚醒剤密売人の暴力団組員に頼み、暴力団が経営する風俗店に住み込みで働くようになったのです。
その店では働いた分の給料をもらっても、結局そのお金で覚醒剤を買わされてしまうので、それまで以上に覚醒剤を買って使い続ける生活を送るようになってしまいました。
そうした生活を送り、疲れ果てて身も心もボロボロになっていたときに、私は麻薬取締官に逮捕されたのです。
私は逮捕されたことについて、最初はとてもショックで「なんで私が捕まらなきゃいけないんだ」などと思っていたのですが、麻薬取締官と話をしたり、これまでの自分の人生を振り返って考えてみると、今回逮捕されたことで「やっと覚醒剤を止められる良い機会ができた」と思い直すようになりました。
そうして、逮捕された私にわざわざ面会に来てくれた母親は、面会時間の間ずっと泣いており、それを見た私の中に「もっと早い段階で誰かに相談することができていたら」「そもそも覚醒剤なんて使わなければ良かった」という思いが駆け巡って、親に対する申し訳なさや自分に対する情けなさで気持ちがいっぱいになり、母親と一緒に泣いてしまいました。
麻薬取締官から逮捕されたことで、私は家族や地元の友人などの多くの人々に心配や迷惑をかけてしまいましたが、私の周りの人々はそんな私をまた迎え入れてくれました。

今回のことをきっかけにして、覚醒剤に関わっている人たちとの関係を全て絶ち、覚醒剤と縁を切って、もう二度と周りの人々を裏切らないように、実家に帰って一から生活をやり直す決意ができました。
今後は地元に戻り一生懸命真面目に働き、家族や友人たちにも迷惑をかけずに、また私自身も同じような後悔を繰り返さない人生を送っていきたいと思います。

出典元:厚生労働省




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