私は、普段、経済的に、タイトに暮らして

いる。

関西から出羽三山神社は遠いので、費用も

なかなか。


今回、長男が、費用を負担してくれたので

次男と、二人で、お詣りをした。


彼が何度か、山形へ行ったと言うので、

もう、羨ましくて、仕方なかった。

それが、彼には、バレていて、今回の

ギフトになったらしい。


行くと決まった日から、約2週間。

まあ、絶不調。とことん、苦しんだ。


明日、回復しなければ、行けない、という日

あー、もう無理。これだけ体が、弱ったら、

気も、弱る。と、心中で呟いた。


すると、(あー、ちょっと載せ過ぎたかあ!)

と、言われた。

守護霊さん。どういう意味?


この後、少し回復して、出発できた。


そう言えば、40年前、元夫と、初めて

お伊勢参りをした時に、乗った車の中が

誰か知らぬ人達で、一杯だった。


勿論、車中には、夫と、私だけ。

でも、まあ、騒がしい。

それも、お伊勢参りが出来ることで、テンシ

ョンは、異常に、上がっている。


元夫が、少し静かにするように、言った。

途端に、シーンとなった。


だから、今回も、誰か、お連れする方達を

コーディネートする方がおられるらしい。


もし、貴方が、何処か、御先祖様とかが

お喜びになる神社とかに、お詣りになると

する。

お気づきにならなくても、きっと、こんな風

に、お喜びになって居る方々が、沢山居られ

ると思う。


まあ、でも、この二週間は辛かった。

食べられなかったり、ぎっくり腰だったり。


以前、この事は書いているけれど、辛い事は

私達を、浄めてくれる。

ある意味、魂の、掃除になる。


だから、大きな神事に成りそうな、神社へ

お詣りする前は、こうなる人も居るかもしれ

ない。


山形でレンタカーを借りてすぐ、車の横に

カラスが、居る。窓のすぐそこ。

嬉しかったー。


神社詣りで、カラスは、縁起が良い。

お伊勢参りで、あの宇治橋の所の鳥居に

カラスが止まっていた。

帰りも、止まっていた。なんか知らんけど

嬉しかった。


一日目は、出羽屋という、山菜料理が有名な

旅館に宿泊した。

凝った料理と、美味しいお酒を堪能した。


山菜料理は手間が、掛かるので、あんなに

美味しいのかしら?


翌日に、出羽三山神社にお詣りした。

元々、ここに、来たかったのは、蜂子皇子と

いう、崇峻天皇の皇子だった方が、政争に

よって、こちらに来られた。


修行をされた後、人々を救われ、結果、醜

いお顔になられたものの、人助けのためな

らばと、そのまま、人助けをお続けになられ

た、というのを、以前、聞いたからだった


私が、詣ったのは、個々の神社ではなく、

出羽三山神社として、合祀された所。

本当は、羽黒山神社、湯殿山、月山に

行きたい。


今日は(お花祭り)だという。

女性の太鼓や、なまはげみたいなお兄さん達


賑やかで、子供達のためのお祭りかな?

と思った。


本殿では、何故か沢山の方々が、おられて

どなたかが、マイクで、何かを話している。

霊的な方々ではなく、生身の方々。


これは、お詣りではない。何かの集会のよう

私達は、祝詞をあげて、柏手、十回。を何度

もするが、浄まらぬ。


仕方ない、人が多過ぎる。

境内の東に、お摂社がある。お稲荷さん、大

山祇さん、須佐のおさん、等六柱の神さんが

居られる。


ここで、祈ると、まあ、高い波動。柏手がす

ぐに綺麗になり、響き渡る。

有難い❗️


私は御祈祷を申込み、息子は、杮葺きを申込む

ここの、御祈祷は、良かった。


御祈祷は、お伊勢さんも、出雲大社さんも、氏神さんのも、もっと、ここのより

簡略化されてる。


一般的な御祈祷では、始めに、ご低頭下さい

といわれて、祓い串で、浄めたり、鈴を鳴ら

して下さったりすることが多い。


ここでは、修験道風味が入るので、何かで

背中をシャラシャラと、直接浄めて下さる。


メインの禰宜さんが居られ、祝詞、奏上。

補佐の方がお二人。あと、鈴を鳴らす方、太鼓の方。


次々と、まるで、丁寧にもてなされるような


それはそれは、長い祝詞なので、皆、コック

リ、コックリ。

これが叉、浄まる。


そう、なんか、二百年前の御祈祷を受けた。

そんな感じ。

それはそれは、手厚い。


残念だけど、ここの神さんが、おっしゃったことは、わからなかった。


わかったのは、私も、随分、昔、過去世で、ここで、修行をしたらしいことぐらい。


後日、息子が、「神さんは、私達が、行く事

はわかっておられたらしい。」と言った。


その日、出羽三山神社の斎館に宿泊した。

本館は、三百年、新館は百年経っているそう


正直、外観は、んー、それなり。

流石に、弱っていて、ちょっと大丈夫?と。

でも!お風呂とトイレとお部屋の内装は、

新築。


着くなり、お風呂に行った息子が言う。

「もう、めっちゃ、さっぱり。」


「エッ?それなら、わたしも。」


ここの、お風呂は全然、違う。

骨の髄まで、お風呂に、入った感じ。

心も魂も。


我が家のお風呂の神さんが、あれは、光の

お風呂だから、此処と、一緒にはならん

とおっしゃった。


こんな風に、出羽三山の神さんと話せたら

良かったな!


何故、出来なかったんだろう?

一つは、頼み事が、有ったこと。

他に、自分の体調も、悪かった。


やっぱり、出羽三山さんの神さんの波動に

慣れていなかったから、かも。


そう言えば、お伊勢さんも、何度も伺う内に

トーキング出来るようになった。


斎館の食事も、山菜料理。

精進料理で!山菜。

この斎館は、出羽三山神社の境内にあるから

か、お水、空気、波動。全てが違う。


昔、お伊勢さんに、よくお詣りしていた頃

参宮の宿として(神宮会館)に宿泊した。


お伊勢さんに、お詣りをする人しか宿泊し

ないので、言わば、神さん波動の方

しか宿泊しない。宴会をする人もいない。


私は、頻繁に、人の波を、受けて、体調を落

とす。


だから、神宮会館やこの斎館には、ほんと

救われる。


修験道の方々もお泊まりになるようで

食事の量は、多め。

私が、普段食べる量の三倍はある。


それはそれは、美味しい。

身も心にも、染み渡る、感じ。

                                                              (続く)