塩の役割 | 東京 中野区 Kassyの焼き立てパン教室ブログ - 時々自転車と旅行、そしてゴルフ

東京 中野区 Kassyの焼き立てパン教室ブログ - 時々自転車と旅行、そしてゴルフ

2016年9月よりKassyの焼き立てパン教室を東京中野区の自宅で開講中。ル・コルドンブルーでフランス人シェフから学んだ本格的なハードパンを得意としています。
パン教室の事やレッスンメニュー、時々大好きな自転車散歩や旅行、ゴルフについても書いています。

パン作りにとって欠かせない材料の一つに塩があります。


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腎臓の悪い患者さんの為に無塩パンもありますが、塩の入っていないパンは無味乾燥で風味がありません。

また塩を入れる事によってグルテンを引き締めて腰を強くし、焼き上がりがきめ細やかでボリュームのあるパンにする事が出来るので、塩の入っていないパンはベタベタしてダレてしまい焼き上がりにボリュームのないパンになってしまいます。


そして塩には発酵の速度を遅くする働きがあります。


いつもと同じ分量、捏ね時間なのにやけに発酵が早い場合は砂糖だけ入れて塩を入れてなかったという事かもガーン


塩の役割をキチンと把握しておくと便利です。


また副材料の入らないハードパンを作る時には、塩で味を深める事も出来ます。



フランス産のゲラントの塩や藻塩はバゲッドの風味が増すのでオススメです。


是非お試しをおねがい