脆弱な雨は秩序を企てる
音はそれに抗う


箱は色で塗りつぶされ
色は混ざりあわず一色に成る


不可思議な夜だ



迫る音に口が緩む



声はそよ風
吹き飛ばされそうなそよ風



心地よい嵐



今はもう夢の跡