みなさんこんにちは、ヒエラヒーリングルームの伊藤です。



合宿レポートの前に出発前に書きかけてた記事を先にアップしちゃいます。

なぜなら内容を忘れてしまいそうだから。(笑)



今日のはちと長いです。

そしてもしかしたらウザいかもしれません。

ネガティブなことに触れたくない気分の方は要注意です、ってか読まなくていいかも。





先日『装力(そうりょく)入門』なるものを受講してまいりました。


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最近テレビでもご活躍のプロパーソナルスタイリストさんが主催している

ファッションレスキューアカデミアの

イントロクラス的なものですね。




え?

ええ、ファッションですよ。



「伊藤がファッションだって!?そりゃありえねー!( ̄Д ̄)ノ」



と思ったそこのアナタ

アナタ正しいと思うよ、うん。



和み香房時代は制服があるのをよいことに

私服の悲惨さったらなかったからね

8歳年下の阿部君(♂)が

見かねて1時間説教たれたくらいだからね。



その後オシャレの聖地表参道で3年OLやったのに

ヨレヨレのTシャツが襟付きシャツになり

ジーンズがチノパンになったくらいで

今でも大して変わってないからね。



そんな伊藤がなんでファッションの講座になんて行こうと思ったのかと言うと

政近さんのお人柄に興味を持ったからなのです。



今年の春頃、OL時代にお世話になった


彼女が尊敬し、かつ仲良くしていらっしゃる

政近さんのイベントに連れてってもらったのですよ。



そこでね

終わった後に政近さんとなおこさんがお茶しましょうってことになって

一緒にいた伊藤もお誘いいただいたのね。



でも伊藤はその後予定が入ってて

政近さんが参加者と写真撮影とかしてるうちに時間がなくなって

せっかくだけどお茶に行かずに1人で先に失礼しちゃったんです。



普通ならそこで終わりだと思うんだけど

なんと政近さん

翌日私のFacebookを見つけて友達申請してくれて



「お茶ご一緒できなくてごめんなさいね」



とメッセージまでくださったんです!

どひゃーーーー!!!∑(゚Д゚)



これね、すごいことよ。

テレビもあっちこっち出てて

講演会もあっちこっち引っ張りだこで

1度に数百人規模のお客様を普通に集めちゃう人が

つまりはとんでもなく忙しい人が



たかだか1回イベントに顔見せて紹介されて挨拶しただけの

ギョーカイ人でも会社経営者でもなんでもない人間にそこまでする!?

伊藤に親切にしたってメリットゼロだよ!?



相手の肩書きとかに関係なく

人をすごく大切にすることを徹底してる方でないとできない行動よね。

伊藤、今までの自分の行いを激しく反省しました。



その後も政近さんの投稿する文章を読んでいて



「こりゃあただの洋服好きさんではないな。」



ということをヒシヒシと感じたので

そんな政近さんがやってることってどんなことだろう?

とそそられてたまたま見かけた入門講座をポチッとしたワケです。

後から知ったのだけど、これ定員100人が即日満席になったんだって。

本物のファッション好きさん、伊藤なんかが一席とっちゃってごめんね。(^^;



そんなワケで受講を決めたのですが当日はまさに台風の影響で豪雨の真っただ中。

駅に向かう途中、激しい雨に打たれながら



「これは天の人に『本当にお前はそこに参加する気があるのか?覚悟はできてるか?』と試されてるんだわね~」



と何気に頭に浮かんだんです。

んで



「何の本気を試されているんだろ?覚悟って何に対しての覚悟?服選びに手を抜かないこと?面倒くさがらずにファッション誌とか買って勉強してクローゼットをきっちり整理するとか?」



なんて考えていたら突然ズオォォーーーーーと内側から湧き上がってくる感情が。

なんだこりゃと観察したら

過去の記憶がブワッと出てきました。



・親の主義(趣味?)で男の子のように育てられたので女の子っぽい服を着ると笑われバカにされたこと。

・母が買ってきた服を着てみろと言われ身に着けたら「着方がなんてだらしがないんだ!本当にアンタはいつもみっともなくて恥ずかしいったらありゃしない!」と怒られたこと。

・肥満体型に移行しつつある中でパツパツなズボンのお尻をみっともない、気持ち悪いと言われたこと。



その他もろもろの服装に関するネガティブな記憶が

それとはまったく別のタイミングで起こった親から投げられた言葉の数々



「頼むから死んでくれ」

「お前が死んでくれたらどんなに心が安らぐだろう」

「お前は関わった人を不幸にする人間だ」

「お前が幸せになることは許さない」



などとなぜかガッツリ結びついてしまって



『ファッションに興味を持つ』



『バカにされ自分を否定される』



『生きててごめんなさい』



さらにそこから発展して



『生きてるだけでも申し訳ない私がおしゃれしようだなんて人間への冒涜』



という無意識下での思考パターンがあることを発見しちゃいました。



あ、念のため申し上げておきますが、伊藤の両親は決して虐待タイプとかではないですからね。

そりゃあスパルタだったりあたりまえに怒鳴られたりしていたけれども

ステキな思い出もたくさんあるし、今の関係はとても良好です。

ただ子供との関わり方が超どヘタクソなだけ。(笑)



もちろん


「頼むから死んでくれ」

「お前が死んでくれたらどんなに心が安らぐだろう」

「お前は関わった人を不幸にする人間だ」

「お前が幸せになることは許さない」


なんて言葉をなげかけられて自分が傷ついている自覚はきっちり持ってましたので

その辺はちゃんと癒してたのよ。だから最近は生きてるのも楽になってたのよ。



でもまさかファッションに関してそれらの言葉がアンカーされてるなんて

夢にも思っていなかった。

どひゃーーーーーー!!!ですよ。



しかもトラウマレベルで埋め込まれていたらしく

会場に向かう電車の中で

心臓バクバク、耳鳴りキーン、激しい頭痛と全身の筋肉の硬直などなど

要はパニック発作的な症状が出てきました。



ファッションについて学ぶつもりが自分の奥深くに隠していた

パンドラの箱を思いっきり開けてしまったみたいです。



でもだてにセラピストを15年もやっておりませんからね

発作に飲まれることは今はありません。



発作を力づくで抑え込んで感じなかったことにもできるけど

それだとまた改めてケアしなくちゃいけなくなるので

自分の意識と本体を切り離して観察しながら

(やばいレベルになったらすぐストップできるようにね)



電車に乗っていることに差支えがないレベルで湧き上がった感情を感じ

心の中で大感情解放祭りを展開。

罵詈雑言を発しまくって怒りも悲しさも淋しさも

出てくるものをすべてげひょーーーーーーっと吐き出しました。



そんなワケで会場に到着する頃には発作もすっかりおさまり

取り乱すことなく『装力(そうりょく)』について学ぶことができました。

もちろんトラウマ的なものがなくなったワケではないので

本格的なケアはこれからだけどね。



講座では服装の力というものがいかに偉大か

どんなに大切かということが理解できましたので

これから実際に自分がどんな風に装力を身に着けていけば良いのか

学びを深めていけたらと思います。



どうやらここを避けていては囚われている過去の記憶から

真の自由は手に入れられないようです。

いやだったんだけどなー。(笑)



でもやはり政近さんという人はとても素晴らしくて

自分のスタイリストとしての仕事がいかに見栄え良く周りに映るかということよりも

クライアント本人の気持ちや継続性を優先していらっしゃり

『服装』ではなく『人』そのものを変えていこうとしているんだということがわかりました。



だからきっと天の人は伊藤をここに送り込んだのだなー。

単なるおしゃれのハウツーを教えてくれるだけのクラスなら伊藤は絶対無理だもんね。



そんなワケで

まだタート地点にすら立っていないですが

少しずつ少しずつ

人の手を借りてパンドラの箱の中身を整理していこうと思います。



なんてったってパンドラの箱の底には



『希望』



が入っているのだからね。






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