Super-Takumar 55mm F1.8 | 飛燕のブログ

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ゴルフなど趣味を中心に思ったことなど。

ハードオフで前後キャップ付き税込み864円で入手しました。

カビありの訳あり物件だったため、中古屋と比較すると安く入手できました。

 

で、このカビの除去にトライ。

以前、ローライ35を分解した際に、カニ目式のネジを精密ドライバー2本で開けようとして色々傷つけたことがあるので、まずジャパンホビーツールのゴム式オープナーを購入しました。

これだけでレンズの倍もかかってますが、今後も使えるだろうからと購入。

 

レンズの上に乗っているのはレンズフードではなくオープナーです。

マトリョーシカ的に、6つのサイズのゴムが重なっており、箇所に応じて使い分けます。

 

まずレンズ表面の銘板を外す。

 

これを外すとネジが見え、今回これを外しましたが、レンズ掃除するにはこのネジを外さずとも到達できます。

 

これを外さずともレンズ外周にゴムを当てて捩じると、前玉と中玉のユニットが外せます。

 

後ろ玉も同じくオープナーで抑え枠を外すとポロっと外れます。

 

表裏間違えないように覚えておく必要があります。

後ろ玉はガラス玉単体なので食器洗い洗剤で洗浄。

問題の点カビは絞りのすぐ後ろの中玉(前玉側)にあるようなので、綿棒に洗剤つけて拭いたあと水と無水アルコールですすいで、クロスで拭いて乾燥。

※手入れとして間違ってるかもしれないので、真似する場合は自己責任でお願いします。

 

元通りに組み立てて完成。

ゴム製のオープナーがすごい便利で、このレンズの整備性も良いので、ちょっと埃が気になるなと思ったらすぐに開けてブロアーで吹き飛ばすということも可能です。

ローライばらす前に買っておけばよかった。。

そのローライは無理に精密ドライバーで巻き上げレバーの化粧蓋を撮ろうとしたら、根元からネジが折れてしまい整備不能に(泣

 

整備後のレンズをE-M10 MarkIIにマウントアダプター付けて撮影。

撮影場所は柴又、矢切の渡しです。

マウントアダプターは、M42-4/3、4/3-m4/3の2重付け。

絞ったら意味ないかもしれませんが、晴天だったのでF5.6(多分)です。

全景

 

中央

 

左端

 

右端