自分の好きな作品・キャラについての

独断と偏見による定義を

簡潔に書いてみます。

 

今回は「ブルース・リー映画」

 

因果応報、

力を振るうことへの皮肉を描いた作品群。

 

キレある動きから放たれる

アクションシーンの痛快感と、

主人公およびその仲間たちの

悲劇的末路との

二面性が観られるのが特徴。

 

ブルース・リーが演じる主人公が

何らかの形で力を行使した所から、

敵対勢力からの厳しい報復が始まり、

仲間たちは暴行・殺害・買収され、

自身も社会的信頼の喪失、逮捕、銃殺などの

末路を辿っていく。

 

『燃えよドラゴン』DC版においても、

師匠との会話において、

私的な理由からの

力の行使の法度について語られている。

しかし主人公は復讐のために

力を行使することを母・妹の墓前で述べ、

仇敵を一方的に叩き伏せ、

躊躇なくとどめを刺してしまう。

 

勧善懲悪としての

カタルシスとしても捉えられるが、

私的な理由で力を行使している点からみれば、

彼のその後の人生の暗転の始まり

とも観ることができる。

 

痛快的な要素は、

サモ・ハン、ジャッキー映画などで

 

悲劇的要素は、

ジョン・ウー、ドニー映画などで

主に引き継がれているように思われる。

 

 

ドラゴン危機一発 (字幕版)

 

ドラゴン怒りの鉄拳(字幕版)

 

ドラゴンへの道(字幕版)

 

燃えよドラゴン ディレクターズカット (字幕版)

 

五福星(字幕版)

 

男たちの挽歌(字幕版)

 

ドラゴン危機一発'97 HDリマスター版(字幕版)