最近の雑な読書メモを、書きおこしてみました。
今回は、
高野信治 『武士神格化の研究』 から。
研究篇・資料篇の2冊からなる本研究。
研究篇では、
日本における人神の定義・歴史性、
その中での武士神格の位置づけ、
天皇や神道との関係、
近代戦争での思想的影響などについて
述べられている。
圧巻なのは、資料篇。
神社庁のデータ、
各自治体の史料を渉猟し、
47都道府県に点在する
武士を祭神として祀る神社が
ほぼ全て掲載されている。
おらが地元の
長野県飯田市
南条田中八幡宮・鎌倉権五郎も。
なんでも、
人に指示したり、共同で作業するのが
苦手だそうで、
ほぼ一人で調べたのだそうな……。
ぼっちの底力に感動するとともに、
自分も頑張らねばと
奮起させられてました。
メモ書きの
一応の目安として、
①著者の考え方、
②その考えに基づく事例・具体例、
③証明するための調査・実験、
④調査・実験対象の詳細・関連資料、
をとるようにしているのですが。
①~④を一通り書いてあるのもあれば、
いずれかをテキトーにメモッたのもあれば、
それぞれが別のページ、別のノートに
他のメモと混じりながら書かれちゃってたり……。
見返してみると
なんのこっちゃ、よくわからない状態……。