こんにちは、稗田利明です!

元アップルの従業員が設立したスタートアップ「Humane(ヒューメイン)」が開発した「Ai Pin」が米国で発売された。胸元に着けて音声やジェスチャーで操作できる小型のウェアラブル端末で、搭載カメラで周囲を認識し、ユーザーの質問に応答したり、40カ国以上の言語を認識して通訳する。手のひらに文字や映像を投影する「Laser Ink」機能も備えている。

価格は本体が699ドル(約11万円)から。月額24ドル(約3,700円)の利用料がかかるが、これには通信料金(米国ではT-Mobileのネットワークを利用)が含まれる。日本ではソフトバンクが扱うことになりそうだ。

MWCでも注目を集めたAi Pinは、スマートフォンではなくウェアラブル端末の分野で革新的な機能を備えている。縦横5センチ四方程度、最も厚みがある部分は15ミリ程度と小型軽量で、磁石になっている外付けのバッテリーパックと本体とで衣服をはさんで止められる。

ディスプレーはなく、タッチパッドを指でタップしたり、声で話しかけたりして操作する。1300万画素、毎秒30フレームの動画も撮れるカメラを備え、周囲を把握して音声で説明することも可能。カメラが起動しているときはライトが光り、周囲の人にそのことを伝える。

Ai Pinには携帯電話番号が割り当てられ、音声通話、LTEによるモバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothに対応する。

ただし、米国ではすでに販売されて、レビュー記事の日本語訳がさまざまな媒体で紹介されているが、現時点では厳しい評価が多い。

 

アップル出身者が作った、ウェアラブル端末「Ai Pin」のスゴい機能とは?(ビジネス+IT) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/4feadb85f2e485293aadec150a39704999055462