こんにちは、稗田利明です!

サムスンは、Galaxy S22シリーズを含む2022年発売の端末に、Galaxy AIの人気機能を追加すると発表した。このアップデートは5月上旬から提供される予定で、リアルタイム翻訳や「かこって検索」、ノートアシスト、生成的画像編集などのAI機能がほぼすべて利用可能になる。

さらに、チャットアシストや電話通訳、AI生成の壁紙など、One UI 6.1の他のAIツールも搭載される。唯一含まれていない機能はAIを用いたインスタントスローモーション機能だが、これはハードウェアの制約のためだと考えられる。

対象となる2022年製端末には、Galaxy S22、S22 Plus、S22 Ultra、Galaxy Z Fold 4、Galaxy Z Flip 4、Galaxy Tab S8の全モデルが含まれている。前回の発表では、サムスンの2023年版スマホのほとんどにも、これらと同じ機能が搭載された。

さらに、サムスンは2021年の端末であるGalaxy S21、Flip 3、Fold 3にも、「かこって検索」とチャットアシストの2つのAI機能を搭載する予定だと報告されている。これらの機種はサムスンのプレスリリースには含まれていないが、5月上旬に展開されることになっているという。

サムスンは以前から、できるだけ多くのGalaxy端末にAI機能を搭載したいと述べてきた。同社のモバイル部門責任者は、どの古いタブレットや端末で最新のAI技術が実行できるかを積極的に検討していると述べている。

サムスンは、AI技術を上位機種に限定したいのかもしれないが、それと同時に、できるだけ多くの人にモバイルAI体験を届けたいと考えているようだ。

 サムスン、Galaxy S22シリーズなど2022年発売端末にGalaxy AIを提供へ サムスン、Galaxy S21やFlip 3、Fold 3にもAI機能を搭載へ